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酢の物の具材を大特集!定番・変わり種から合わせ酢レシピまで紹介するよ

この記事は約19分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

酢の物は、献立においてもあっさりしていて、栄養面においても合わせやすい料理でもあります。

しかし、胡瓜や若布が嫌いであったり、つい同じものになりがちで、悩んでる方も多いのではないでしょうか。

また、安い食材で作れて、かつ栄養があるので、普段の献立やお弁当にいれたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

酢の物が好きになれば、料理や献立のバリエーションも増える事間違いなしです。

ここでは、定番の酢の物から変わり種まで、酢の物を美味しく頂ける作り方をご紹介しています。

最後まで見て頂けたら、健康面においても、料理を作る事も楽しくなってくると思います。

酢の物の基本的な具材は?

①胡瓜

酢の物の良く入っている具材として胡瓜が多いですね。

若布とだけでも作れるので、時短で作りたい時、冷蔵庫に胡瓜があれば、前日にさっと作っておくと次の日の献立が楽にりますよ。

胡瓜はヘルシーでありながら、栄養価も高い食材です。

その他にも、

  • 水分が補給できる
  • ククルビタシンが豊富
  • 間食に食べてもヘルシー
  • 消化を助ける
  • 腸に優しい 血圧を低下させる抗炎症作用(免疫反応)がある

胡瓜、若布があれば、基本の酢の物は作れます。

②若布

若布も酢の物に良く入っている具材の一つです。

ご自宅に乾燥ワカメなどがあれば、簡単に戻して使えるのでとても重宝しますよ。

またワカメなどの海藻類は、ビタミンミネラルなどの栄養素も豊富に含まれているので、酢の物に限らず取り入れていきたい食材であります。

若布の種類は、

  • 南部わかめ
  • 鳴門わかめ

があり、

乾燥わかめの種類は、

  • カットわかめ
  • 素干しわかめ
  • 灰干しわかめ
  • 板わかめ
  • 塩蔵わかめ
  • めかぶわかめ

などがありますが、基本的にはスーパーで手に入りやすいです。生であれば生わかめ、乾燥であればカットわかめが一般的です。

③白ごま

入れない事もあるかもしれませんが、白ごまがあるだけで酢の物が豪華になります。

白ゴマの風味が加わって、アクセントにもなるので少し入れるだけでも、シンプルがゆえに美味しくなりますよ。

白ごまの、白は、五臓の肺の色で、皮膚をうるおす力があるとされています。

炒ってから、軽く擦ったりするか、面倒な場合は、市販のすりごまや練りごまを使っても栄養素を効率よく摂取できます。

ごまは、便通改善、老化防止につながる栄養が沢山含まれています。

あれば日持ちもするので、酢の物に限らず、いろんな料理に取り入れてみて下さいね。

酢の物の具材の変わり種のバリエーション

野菜系の選択肢

①玉ねぎ

玉ねぎの酢の物もとても美味しいです。 新玉ねぎであれば水にさらしだけで簡単に酢の物をすることができます。普通の玉ねぎであればさっとレンチンしてあげれば簡単にできますよ。普通に玉ねぎを塩もみして作ってあげれば、シャキシャキ感がしっかり残るので、きゅうりの酢の物を作る時と同じようにするといいですね。生の玉ねぎにはアリシンという硫化アリルが含まれています。このアリシンには殺菌作用抗酸化作用があり、血流を改善する効果があることから血液をサラサラにして、血栓ができるのを予防してくれます。

②大根

紅白なますでは、定番として使われる大根ですが、大根と人参で作るのが一般的ですが、きゅうりをプラスして作る紅白なますも色合いがとても綺麗になりますよ酢の物は子供は嫌いな子が多いですが、少し甘めに作ってあげると食べやすくなり、しめ鯖などを入れることでも食べやすくなります。大根と人参だけではなしに、きくらげなどを入れることにより食感も楽しむことができます。

また、きゅうりの酢の物などに、すりおろした大根を加えて、みぞれ酢にするのもとても美味しいでオススメです。

その他にもカブの甘酢漬けがありますが、カブで酢の物を作ることでも美味しく出来ますよ。

③トマト

酸味の加わったトマトはそのものにとてもよく合います。マリネでもよく使われるように、トマトを加えるだけで色合いも綺麗くなり、普段の酢の物とは少し違う味を楽しむことができます。きゅうりは入れなくても、トマト×わかめ×かいわれ大根の組み合わせでもとても美味しくできますよ。

④もやし

料理を幅広く使える具材のひとつでもやしも酢の物にはよく使われます。定番と言っていいほどよく使われる食材で、中華の伴三糸(バンサンスー)などによく入っていますよね。もやしは、お財布にも優しくカサ増しにもなるので、冷蔵庫に何も具材がなくても、もやしとわかめがあれば簡単に和え物や酢の物も作れるので、冷蔵庫にストックしておきたい食材です。

⑤きのこ類

きのこももやしと同様によく使われる食材のひとつです。きのこは万能野菜の一つですので、低カロリーでありながら栄養面においても優れています。もやしと若布だけで酢の物を作った時、少し物足りない時は、きのこをさっと茹でて、酢の物に入れるだけで、ボリュームもアップし、料理のクオリティーも上がります。きのこのマリネもよく合いますが、複数のキノコを混ぜて酢の物を作っても美味しく仕上がりますよ。 

⑥人参

紅白なますの大根と一緒に使われることが多い人参ですが、大根との組み合わせでなくても、定番のキュウリやわかめなどと合わせても色がとても鮮やかになります。人参だけで酢の物を作ってもシンプルで美味しいですよ。人参のナムル人参のしりしりのように、人参はシンプルでありながられっきとした料理になります。ご自宅の冷蔵庫にあることも多いと思いますので、何か献立に迷った時は、人参の酢の物も「あり」ですが白ごまは入れる方がいいと思います。

⑦パプリカ

パプリカのマリネが一般的にありますが、千切りにして紅白なますに混ぜてもよし、パプリカを1/4のお好みの幅に切って、 さっと茹でてきゅうりの酢の物に混ぜても、色鮮やかな酢の物に仕上がります。きゅうりが苦手な方であれば、パプリカをベースに酢の物を作れば、定番の酢の物と違って、見た目も鮮やかになり、酢の物で味付けをしてもマリネ感覚で食べることができます。酢の物にする場合、ピーマンに比べてパプリカの方が、甘みとほのかな酸味があるため合わせやすいです。また、パプリカはピーマンに比べて生のままでもおいしくいただけますが、ピーマンは青臭く、生食には向きません。どうしても酢の物に使いたい場合は、下茹でするレンチン加熱することが大切です。

⑧オクラ

胡瓜が嫌いだから、酢の物が食べれないと思っている方は、オクラで代用してみてはいかがでしょうか。

きゅうりのようにシャキシャキ感はありませんが、オクラともずくなどで酢の物を作れば、粘りがあるのでつるっと食べることができるので、食感が苦手な方は食材を変えることで食べやすくなるのでぜひ試してみてください。

またオクラは、健康に良い食材で、オクラに含まれるペクチンは整腸作用があり、便秘下痢を予防して大腸がんのリスクを減らす効果もあります。

またコレステロールを排出する作用もあるので、こってりとした卵料理などに合わせるとおすすめです。

⑨めかぶ、もずく

めかぶやもずくも酢の物にはよく合う食材です。

とても体にいいのと、栄養面においても安心です。

もずくよりもめかぶの方が栄養価が高いですが、差はそんなにないので、食べやすい方や味の好みで選ぶといいでしょう。

もずく酢がカップで良く売られていますが、スープ感覚でつるっと食べやすいです。

また、もずく酢を買って作れば、塩もみした具材をそのまま入れて食べれるので時短にもなります。

酢はダイエットにも効果的なので、さらに海藻類が入れば栄養満点です。

⑩八朔(はっさく)

酢の物に、八朔はとてもよく合います。

きゅうりのシャキシャキ感と八朔の苦味と甘みの爽快感が、酢の物にとても良く合います。

グレープフルーツやオレンジでも代用しても美味しいです。

酢の物に、フルーツが入る事で、ビタミンCなどの栄養素も摂取できるので箸休めの献立に合わせてみてはいかがでしょうか。

⑪生のり

生海苔もあまり使う事も少ないかもしれませんが、若布が苦手な方は、生のりは食感もあるので代用するのもいいと思います。

生のりは、真水で洗うか湯通しをしてから使う事がおいしさのポイントです。

海藻類は、低カロリーでありながら、ミネラルビタミン食物繊維が豊富に含まれている海苔はまさに女性の強い見方です。

野菜は、土の栄養を吸収して育ちますが、海苔は、海の中の栄養分を吸収して育つ事から、海苔などの海草類は、海の野菜とも呼ばれます。

⑫ミョウガ、新生姜

薬味として添えられる事が多いミョウガですが、酢の物にもよく合います。

添えてもいいし、胡瓜といっしょに混ぜ混んでも、ミョウガのさっぱりとした味がアクセントになって味が引き立ちます。

子供には癖があって嫌われがちですが、酢の物に添える形ではなく混ぜ込んでから少し寝かせることで、食べやすくなりますよ。

紳士生姜の場合は具材として酢の物に入れることができますが普通のしょうがの場合は、魚介類と合わせた時に極細千切りにして薬味として使うのがオススメです。

普通の生姜であっても、細く千切りにして、しっかりと水にさらす事によって、辛味が抜けるので、調理を工夫して入れるのも一つの方法です。

⑬キャベツ

キャベツも酢の物の具材としてオススメの具材です。ご自宅でキャベツがあることも多いと思います。太めの千切りにして、きゅうりと同様に塩もみをして、水にさらして入れてみてください。キャベツの甘酢漬けがあるように、酢の物にはよく合います。キャベツだけの酢の物もいいですが、 きゅうりの代わりやかさ増しなどに使うと良いでしょう。

肉の選択肢

①鶏肉

酢の物に鶏肉が肉の中では一番合わせやすいです。鶏肉の中でも鶏皮鶏胸肉ささみなどがおすすめです。鶏肉を使う場合はさっと下茹ですることにより余分な脂が落ちます。鶏肉は蒸すことでとてもジューシーになるので、しっかり時間をかけて美味しく作りたい場合は、白ネギや生姜などと一緒に蒸してあげると美味しく仕上がりますよ。肉を加えることで、お酒のおつまみにもなるのでオススメですよ。

②豚肉

ご自宅に豚肉しかない時も¥ありますよね豚肉も豚しゃぶサラダがあるように、酢の物によく合いますよ。下茹でしてから野菜と一緒に酢の物を作るとパンチの効いた酢の物になります。あまり聞きなれないかも分かりませんが、すりごまごま油を加えることで風味豊かになりとても食べやすくなりますよ。野菜ばっかりでは物足りない方にはオススメです。

③ハム

春雨の酢の物などでよく出てくるハムですが、酢の物に少し塩気の効いたハムが入ることにより、冷麺のような感覚で、子供も食べてくれるようになるかも分かりません。定番といえば春雨の酢の物が一般的ですが、どの食材でも合わせることができます。ハムを入れて、ところてんの酢の物は結構おいしいのでオススメです。

④ベーコン

ベーコンに酢の物は意外かもしれませんが、ハムと同様で塩分のあるベーコンはとてもやみつきになります。ベーコンときのこをオリーブオイルで炒めて、最後に塩胡椒

を入れるだけで、新感覚の酢の物になりますよ。

酢は少し熱を通すことで、酸味も和らぐので子供も食べてくれる可能性も高まります。

ベーコン×パプリカの酢の物も美味しいのでオススメです。

ベーコンで酢の物を作ったら最後に、粒マスタードを隠し味で入れるだけでとても美味しくなりますので是非試してみてください。

魚の選択肢

①ちりめんじゃこ

酢の物は、そのままでも美味しいですが、ちりめんじゃこを入れることで、さらに食べやすくなります。ちりめんじゃこときゅうりの酢の物は定番ですが、その他の野菜に入れても美味しいですよ。ちりめんじゃこは値段も高いので、少し入れるだけでも旨味がプラスされて味が一変しますよ。また、ちりめんじゃこは、

  • カルシウム
  • ビタミンD 

などが豊富に含まれています。また、ちりめんじゃこに多く含まれるカルシウムは、お酢梅干し柑橘系の食品と合わせることで体内に吸収されやすくなります。

②タコ

タコ酢で定番場具材で、酢の物にはとてもよく合います。暑い夏でもさっぱり食べることができて、色合いも良くなり、食卓も豪華さがプラスされます。作るときは、タコを殺菌の意味も含めて、さっと湯通しすると良いでしょう。ただ茹ですぎるとタコは固くなるので注意が必要です。タコは、栄養価も高く、高タンパク低カロリーで、美肌効果生活習慣予防にも効果があります。少しお値段が高い所が難点ですが、ご自宅で残った時は必ず冷凍保存しておきましょう。

③イカ

イカの酢の物もちりめんじゃこやタコに劣らないほど美味しいですよね。スルメイカやホタルイカなどが一番よくありますが、 その他のイカでも問題ありません。長野県では、塩イカの酢の物は郷土料理です。塩イカを使えば熱中症予防にもなりますし、二日や三日程は冷蔵保存もできるので、酢の物は保存食としても活躍するので、是非ご家庭のメニューに取り入れてみてくださいね。

④カニカマ

魚介類を使いたいけども値段が高くて、つい避けてしまうこともあるのではないでしょうか。酢の物にカニカマは、定番としてよく使われている食材でもありますが、 色合いも鮮やかになり、程よい塩分がプラスされるので、少し寂しい時はカニカマをプラスすることで、食卓も華やかになりますよ。その他さつま揚げやちくわなどもそのものにはよく合うので、是非そのもののバリエーションを増やしてみてくださいね。

⑤しめ鯖、コノシロ

紅白なますにしめ鯖が入っていることをよく見かけると思います。しめ鯖やコノシロが入ることで高級感もでます。酢の物が苦手な方も、しめ鯖やコノシロが入ることによって、私に深みが出てますので、好きな野菜と組み合わせることによって好き嫌いを克服できるかも分かりませんよ。その他、アジコハダなども酢締めにして酢の物に合わせることができるので、ぜひ試してほしい食材です。注意点としては、生の魚には、アニサキスという寄生虫がいるので、よく見て取り除くようにしましょう。

⑥えび

酢の物に魚介類は非常によく合うので色々試してみるといいですよ。むきえびなどが冷凍にあれば、簡単に合わせることができます。またシーフードミックスであれば値段もお手頃で色々な料理にも組み合わせることができるので冷凍室にあると重宝しますよ。酢の物を作る際に酸っぱいのが苦手な方は、マリネで使われる白ワインビネガーお酢の代わりに使うことによって酸っぱさを和らげることができます。

⑦貝柱

値段が高いところが難点ですが、酢の物に貝柱を入れるだけで高級感がでます。ホタテのエキスが、酢全体にいきわたり上品な味わいを演出してくれます。財布に余裕がある時は、冷凍ホタテも売っているので、ぜひ試してみてください。その他、ベビーホタテなども酢の物にはよく合うので、貝柱よりは安価で手に入るので参考にしてみてください。

⑧あさり

あさりの酢の物といえばあまりパッとしないかも分かりませんが、酢の物にはとてもよく合います。酢の物に魚介を加えることによって旨味みが、酢の物全体に広がりより一層美味しくなります。あさりは旨味の宝庫でもあるので、 わかめやきゅうりなどと組み合わせると、酢の物全体がパワーアップしますよ。また、あさりはカルシウムミネラルを豊富に含んでいます。海藻類もカルシウムミネラルがたくさん含まれているので、ミネラルを補給したい献立に最適の組み合わせと言えます。

⑨うなぎ

うなぎの酢の物は、酢の物の王様と言っても過言ではありません。関西地方では土用の丑の日に食べられますが、 うなぎときゅうりを合わせた酢の物(うざく)です。うざくは、三重県の郷土料理でもあり、 うなぎをザクザクに切った物を入れることからうざくと名づけられた説や、きゅうりをザクザクと切るということから名付けられた説などいろいろあるようです。お値段も高いのでなかなか使うのは難しいかも分かりませんが、だし巻き卵の中にうなぎが入っている「うまき」 と合わせると幸せなひとときを感じられますよ。

⑩ツナ

ツナも酢の物には、とてもよく合う食材です。ツナの油と旨味が酢の物全体にいきわたり、全体の味が一変して変わるので、酢の物が苦手な方であってもツナを入れることで、味全体がまろやかになって食べやすいですよオススメの組み合わせは、ツナ×胡瓜× わかめ×しめじ×大根おろしは、本当に食べやすい酢の物になります。胸値段が高いところが難点ではありますが、 マグロではなしに鰹のシーチキンもあるので、マグロのシーチキンよりは安価で手に入ります。缶詰なので日持ちするので、いざという時にとても便利ですよ。

その他の選択肢

①春雨

春雨サラダで定番な春雨は、色々な酢の物に合わせる事が出来ます。

春雨を入れて少し甘めにすることで子供も食べやすくなりますよ。 

あっさりした酢の物も美味しいですが、濃口醤油とごま油の中華風酢の物にすれば食べやすくなるので、ハムやカニカマなどと組み合わせて是非作ってみてください。

②ところてん

ところてんの酢の物も美味しくて箸が止まらなくなりますよ。ところてんや春雨を使う場合は、キュウリも千切りにして切り方を統一してあげることにより、合わせ酢と絡みやすくなります。ところてんはつるっとした口当たりで透明感もあり、マンネリしてきた酢の物に飽きたときは是非チャレンジして欲しい食材です。

③錦糸卵

酢の物に錦糸卵もとても良く合います。中華風の酢の物には入ってることも多いですが、そのものには黄色という色合いが少ないので、入れてあげることにより色鮮やかになります。基本的には春雨やところてんに絡めるととてもおいしくいただけます。

③干し椎茸

干し椎茸を入れることで旨味がぎゅっと引き締まります。中華風の春雨ササラダによく入っている食材で、お酢との相性は抜群です。きゅうりとわかめのシンプルな酢の物に干し椎茸入れてあげるだけで、とても食べやすくなりますよ。

④ひじき、切り干し大根

きゅうりの代わりにひじき切り干し大根も酢の物にはとてもよく合います。非常に安価で、日持ちもするし、きゅうりが苦手な方であっても食べやすいのでオススメです。野菜の酢の物に、少しひじきを入れるだけで栄養価もグンと高まります。ひじきをメインで行く場合は、枝豆は大豆を一緒に入れてあげるとまた違った酢の物を味わえることができます。また、紅白なますの大根を切り干し大根に変えてあげることにより、いつもと違う食感と風味が味わえますよ。

⑤油揚げ

油揚げの酢の物のアクセントになってオススメの食材です。油揚げを火で炙るか、こんがり焼くことで、アクセントになって美味しくなります。きゅうりとわかめで少し物足りない時などにプラスするだけで酢の物の見栄えや食感が良くなりますよ。酢の物に、何か付け加えたい時には是非油揚げも視野に入れてみてください。

⑥水煮大豆

大豆も薄揚げと同様に酢の物にプラスするだけで栄養価も高まるのでおすすめの具材です。またキュウリがなくてももずくや人参と組み合わせるだけでもボリュームのある酢の物ができます。隠し味のアクセントに梅干しも非常に良く合うので是非参考にしてみてください。大豆は塩もみなどの下処理をしなくていいので時短に作れてとても便利です。

⑦キクラゲ

少し歯ごたえをプラスしたい時にはおすすめの具材です。中華の春雨サラダなどでよく入っていますが。きくらげが少し入ることで栄養も追加され、野菜のシャキシャキ感ときくらげのコリコリ感が絶妙なハーモニーを奏でてくれます。酢の物は、たくさんの沢山の具材と合わせることができます。調味料を少し足したり、変えたりすることで自由自在に色々なバリエーションの酢の物ができるので、酢の物が苦手な方も自分なりに食べやすい酢の物を探してみてください。

酢の物とマリネの違いとは?

  • マリネ

マリネとは、ワイン香辛料香味野菜などを合わせた調味液に、野菜などを浸けることです。材料を柔らかくしたり風味をつけたり保存のために行われ、つけ汁(マリナード)には色々な種類があります。

 

  • 酢の物

酢の物は材料に合わせずをかけたり材料を合わせずに浸した料理のことです。合わせ酢は、二杯酢三杯酢甘酢ごま酢吉野酢など種類が多く材料に応じて使い分けます。

酢の物を美味しくする合わせ酢レシピ全て公開!

酢の物は食材によって合わせ酢が異なるので、 まずはそれぞれの合わせ酢について解説します。

  • 二杯酢とは

砂糖などの甘味が入っていない合わせ酢のことで、優しい酸味で主に魚介類に向いています。

①一番だし…200㎖(鰹と昆布で出汁をとったもの

②薄口醤油…少々

③酢…20㎖

 

~作り方~

①全て混ぜ合わせる

※火にかける必要はないですが、塩や砂糖の固形がある場合は混ぜましょう。

 

  • 三杯酢とは

三杯酢とはお酢に醤油や砂糖、塩などを加えた合わせ酢のことです。ここでは、その三杯酢に、昆布や鰹節をきかせて旨みを加えた物をご紹介しています。

①一番だし…250㎖(鰹と昆布で出汁をとったもの

②薄口醤油…10㎖

③酢…70㎖

④みりん…20㎖

⑤酒…35㎖

⑥塩…4g

⑦砂糖…30g

 

~作り方~

①全て混ぜ合わせて火にかけ、沸騰させずに調味料が溶けたら完成!

混ぜた時にジャリジャリと言わないようにしっかりと調味料とかしましょう。

 

  • 土佐酢とは

酸味がまろやかで旨みが効いているのが特徴の合わせ酢です。基本的には三杯酢と似ていますが出汁の量が違います。酢の物全般に使うのは、こちらがおすすめです。

①一番だし…300㎖(鰹と昆布で出汁をとったもの

②薄口醤油…少々

③酢…100㎖

④みりん…15㎖

⑤酒…5㎖

⑥塩…少々

⑦砂糖…80g

 

~作り方~

①全て混ぜ合わせて火にかけ、沸騰させずに調味料が溶けたら完成!

混ぜた時にジャリジャリと言わないようにしっかりと調味料とかしましょう。

 

  • 甘酢

合わせ酢の一つでオスに水と砂糖を混ぜ合わせた甘い合わせ酢のことです。

①酢…300㎖

④昆布だし…100㎖(水でもいい)

⑤玉水(酒10㏄×水80㏄)…90㎖

⑥塩…少々

⑦砂糖…170g

⑧赤唐辛子…種を取ってお好みで入れる

 

~作り方~

①全て混ぜ合わせて火にかけ、沸騰する直前に玉水を入れて沸騰直前で完成!

混ぜた時にジャリジャリと言わないようにしっかりと調味料とかしましょう。

ご自宅にある材料や自分の好みによって、お好きな味に調整してくださいね。その他、

  • 黒酢
  • 赤酢
  • リンゴ酢
  • 米酢

などいろいろなお酢を変えることでもバリエーションを広げることができます。また、作り方も多種多様でいろいろな作り方があります。酸っぱいのが好きな方、甘めが好きな方、様々な用途に応じて調味料をプラスして自分なりの合わせ酢を作ってみてくださいね。

まとめ。。。

酢の物といえばキュウリとワカメというふうに思いがちですが、合わせれる具材は、たくさんあることがお分かり頂けたと思います。その他にも似たような具材であれば合わせることができるので、酢の物だけでもかなりのバリエーションを増やせることができると思います。お酢は体にもよく、内臓脂肪を減少させるので、普段の献立にぜひ取り入れてみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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