レクリエーション介護士のフッくんです。

デイサービスのホワイトボードレク、毎回ネタに困っていませんか?「また同じレクだ」と利用者さんに言われたり、「何をしたら良いかわからない」と悩む介護職員さんはとても多いです。
この記事では、現役レクリエーション介護士のフッくんが実際の現場で使い、利用者さんに喜ばれたホワイトボードレク20選を徹底解説します。ホワイトボードさえあればすぐに始められ、認知症予防・脳トレ・コミュニケーション促進にも効果的なアイデアを厳選しました。
ホワイトボードレクが介護現場で人気な5つの理由
- ①安全性が高い…座ったままできるので転倒リスクが低い
- ②準備がラク…ホワイトボード+マーカーのみ
- ③少人数スタッフで対応可…1名で多数を見られる
- ④認知症予防…脳トレで脳の活性化が期待できる
- ⑤コミュニケーション促進…連帯感が生まれる
ホワイトボードレクで得られる4つの効果
ホワイトボードレクは単なる時間つぶしではなく、医学的にも介護的にも様々な効果が期待できます。
- 認知症予防…言葉や数字を使う作業が前頭葉を刺激
- 記憶力の維持…思い出すという行為が脳の海馬を活性化
- 社会性の維持…他者との交流でQOL(生活の質)向上
- 達成感・自己肯定感…「答えられた」喜びが意欲を引き出す
ホワイトボードレクを成功させる5つのポイント
①一緒に楽しんでいを感を大切に
…アイスブレイクで「仲間と時間を共有できた」雰囲気を作る。
②最初は必ず簡単な問題から…難しすぎるとストレスに。様子を見ながら難易度UP。
③参加を強制しない…本人の意思を尊重し、個別レクに切り替える柔軟性を。
④事故・トラブルに常に目を配る…利用者さん同士の言い合いにも注意。
⑤言葉遣いは丁寧に、ゆっくり明確に…子どもっぽい接し方は厳禁、人生の先輩として敬意を。
ホワイトボードレクのオススメ20選
①福笑い

簡単に遊べてやってる人も見ている人も笑顔になる定番遊びです。
遊び方:①目・鼻などのパーツの裏にマグネットを貼って用意 ②利用者さんはホワイトボード前でタオルで目隠し ③輪郭を描いた枠内に手探りでパーツを貼る ④全部貼り終わったら目隠しを外す
ポイント:最初は職員が「目だよ」「口だよ」と声をかけてあげましょう。パーツが大きい物・少ない物から始めて徐々に難易度UPすると楽しめますよ。
②しりとり

前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を繋いでいく定番の言葉遊び。職員がホワイトボードに書いていきます。「3文字限定」「動物だけ」などルールを変えると毎回新鮮ですよ。

③漢字を使って脳の活性化
ホワイトボードに漢字のへんやつくりを用意して、正解の漢字に組み合わせるゲームです。慣れてきたら漢字をつなぎ合わせて単語を作るなど段階的に難易度を上げていきましょう。
④ひらがな穴埋めクイズ

真ん中に空白の〇があり、前後左右にひらがながあり、〇に一文字入れると4方向で4つの言葉が完成するクイズ。例えば「〇はび〇(退院後に必要なもの)」→答え「りはびり」のような問題を作ります。
⑤きそく発見!
規則性のある数字を並べて、途中の数字を「?」にして当てさせるゲーム。
例:[2][4][6][8][?][12]→答え「10」(2ずつ増える)
例:[1][2][2][4][?][32]→答え「8」(直前2つの数字をかけている)
足し算・掛け算・3ずつ・7ずつ減るなど、いろいろなパターンで作りましょう。
⑥口に二画を足して違う漢字
「口に二画足して漢字を作りましょう(例:田、目…)」と書いて3~5分の制限時間で挑戦してもらうゲームです。
レベル1(誰でも10個):田・甲・由・申・目・旦・旧・璨・戸・巴
レベル2(柔軟な9個):白・台・石・右・只・四・兄・囚・召
レベル3(ひらめき8個):史・号・加・叱・叩・可・司・句
レベル4(マニア15個):叨・叮・叺・叭・叨・叮・叺・叭・另・罒・甩・叵・冋・囙・囜・叧・另・叴
NG3個:尺・戸・巴
⑦【〇〇のつく〇〇は?】
「ん」のつく食べ物、「ま」のつく都道府県は?などお題を変えて1人ずつ答えてもらう、絶対にネタ切れしない万能脳トレ。
「ま」のつく都道府県14種:鹿児島・熊本・徳島・山口・広島・島根・岡山・和歌山・山梨・富山・埼玉・群馬・福島・山形
⑧ま行とら行で言葉づくり
「まみむめも」「らりるれろ」など、決まった行の文字だけを使って言葉を作るゲーム。短時間で勝敗が出るので集中力が持続しやすいですよ。
⑨文字消しゲーム
「を」を除いた「あ」〜「ん」を全部書き、単語を答えるたびに使った文字を消していくゲーム。すべて消すのが目標です。
⑩穴埋め計算
6+〇=10、10-〇=7、3×〇=21、12÷〇=6 など。慣れたら8〇4=2、6〇9=54のように+/-/×/÷を当てるパターンも楽しいですよ。
⑪料理当てクイズ
具材を書いて料理名を当てるクイズ形式。例:卵・牛乳・砂糖・バター・食パン→「フレンチトースト」。その日の昼食をクイズにすると盛り上がります。逆に料理名を伝えて具材を答えてもらうのも◎。
⑫都道府県名当て

特産品・名所・歴史をヒントにどこの都道府県かを当てるクイズ。出身地の話で会話が広がりますよ。
⑬この漢字なんと読むでしょう?
魚へん・動物・植物などの難読漢字を当てるゲーム。
例:セイウチ(海象)・アザラシ(海豹)・カンガルー(長尾驢)・アリクイ(食蟻獣)・ハムスター(倉鼠)・どんぐり(団栗)・サボテン(仙人掌)・シャクナゲ(石楠花)・ワラビ(蕨)
⑭何の漢字を書いてるでしょう?
ホワイトボードに漢字を書き順バラバラで書いて、何の字か当ててもらうゲーム。利用者さんの名前を使うと喜ばれますよ。
⑮みんなの思いがいっショー
形容詞(きれい・かわいい・くるしい等)と名詞(花・動物・芸能人等)を別々の紙に書いてランダムに組み合わせ、「【かわいい】な【動物】といえば?」と問いかけるゲーム。「せーの」で連想した言葉を言ってもらいます。
⑯県庁所在地クイズ(新)
「岩手県の県庁所在地は?」→「盛岡市」のように、都道府県と県庁所在地のペアを当てるクイズ。北海道や沖縄など全員が知っている所から始めて、徐々にマイナーな県に進むと◎。
⑰昔の道具当てクイズ(新)
「火鉢」「行灯」「箱膳」「洗濯板」「氷枕」など、昭和の暮らしで使われた道具をホワイトボードに書いて、用途を当てるクイズ。利用者さんの方が職員より詳しいので、教えてもらう形になり盛り上がります。回想法として認知症予防にも効果的ですよ。
⑱歌の歌詞穴埋め(新)
童謡や昔の歌謡曲の歌詞を一部空欄にして埋めてもらうゲーム。例:「もういくつ寝ると〇〇〇〇」→「お正月」。世代に合った曲を選び、答え合わせの後はみんなで歌うとさらに盛り上がります。
⑲月の異名・反対語クイズ(新)
「1月の異名は?」→「睦月」のよぅに12ヶ月の和風月名を当てるクイズや、「大きい⇔?」→「小さい」のよぅな反対語クイズ。日本語の語彙力を刺激する良い脳トレになります。
⑳連想ゲーム(新)
「赤いもの」「丸いもの」「冷たいもの」などお題を出して、利用者さんに次々答えてもらうゲーム。どんな答えも正解なので、誰でも楽しめて自尊心を傷つけない優しいレクです。
対象者別!ホワイトボードレクのアレンジ方法
利用者さんの状態に応じてアレンジすることで、誰もが楽しめるレクになります。
軽度認知症の方向け
計算問題・漢字クイズ・規則発見など難易度のある問題を中心に。達成感を感じられるよう、徐々にレベルを上げましょう。
中度認知症の方向け
福笑い・連想ゲーム・歌詞穴埋めなど正解がなく自由に答えられるレクが向いています。「すごい!」と褒めることが大切です。
重度認知症の方向け
昔の道具クイズ・歌詞穴埋めなど長期記憶を刺激するレクがオススメ。回想法として効果的です。
難聴の方への配慮
ホワイトボードに大きく字を書く・身振り手振りを加える・正面から話しかけるなど、視覚情報を多く使うのが鉄則です。
片麻痺の方への配慮
字を書いてもらう場面では、健側の手が使いやすい位置に座っていただきましょう。発言中心のレクは身体的な負担が少なくオススメです。
レクリエーションを行う際の5つの注意点
①共有感覚の喚起
…個人作業に没頭しないようアイスブレイクを活用
②ゲーム内容は簡単に…難しすぎるとストレスに
③本人の意思を尊重…無理強いせず個別対応
④安全に配慮…利用者さん同士の喧嘩にも注意
⑤敬意を忘れず話し方を工夫…人生の先輩として接する
まとめ。。。

ホワイトボードレクは、道具がシンプルで準備の負担が少ないにもかかわらず、認知症予防・脳トレ・コミュニケーション促進まで幅広い効果が期待できる、デイサービスの定番レクです。今回紹介した20のアイデアは、どれも実際の現場で喜ばれてきたもの。ぜひ施設の利用者さんの好みや状態に合わせてアレンジしてみてくださいね。










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