料理研究家、料理大好きフッくんです。
ビビンバと言えばゼンマイや大豆もやしなどの具材が思い浮かびますが、意外と沢山の具材を合わせる事が出来ます。
韓流ドラマから韓国料理まで日本でも韓国専門店も増えています。
ビビンバは、韓国料理の一つで、ごま油やしょうゆ、ニンニクなどで味付けしたナムルは最高に美味しいですよね。
正式名は、「ビビンパプ」と言いますが、炊きあがった米に和え物・肉・魚介・キムチをのせた料理です。
コチュジャン味噌にあう具材は他にも沢山ありますので色々参考にしてみて下さいね。
まずは基本から知っておこう!基本的なビビンバの具材
基本的なビビンバの定番の具材を見ていきましょう。
私たち日本人が喜ぶ具材は?
①牛肉(細切れ肉、ひき肉)
ビビンバには良く入っているひき肉ですが、細切れ・スライス肉もビビンバには良く合います。
肉の種類を変えるだけで雰囲気や食感も変わるのでオススメです。
ご自宅にほかの肉がたくさん余ってるよって方は、豚肉や鶏肉を使ってもいいでしょう。
経済的にもご家庭で料理する場合は、味付けをそれぞれ料理に合った味付けをする事でカバーできます。
②ゼンマイ
ゼンマイのナムル(コビナムル)もビビンバに抜群に合います。
ゼンマイの水煮が良く売られていますが、旬の春には生のゼンマイを使えば一味違ったナムルになりますよ。
スーパーでも水煮は売っているので、安価で抑える事が出来るのでオススメです。
③ほうれん草
ほうれん草もビビンバには定番の具材です。
韓国ナムルには、ほうれん草が使われることが多いですが、小松菜や青梗菜でも代用できます。
ご自宅にあるもので作れば、経済的にも◎。
その他に、冷凍価っとホウレン草・冷凍カット小松菜も業務スーパーでは安価で買う事が出来ます。
時間がない時や忙しい時は、切る手間も省けて便利ですよ。
生の食材が美味しいですが、冷凍野菜はコスパが安いので上手に活用すれば食費を抑える事が出来ます。
④大豆もやし
大豆もやしもビビンバには欠かせない食材のひとつです。大豆もやしの代わりにもやしでも代用できます。もやしであれば1年中安価で手に入るので、節約には最適です。大豆もやしはもやしに比べて少し値段は高くはなりますが、大豆もやしはもやしの中でも大豆イソフラボンが豊富に含まれており、栄養価が高いのが特徴です。
⑤人参
人参葉ビビンバには欠かせない食材で、ビビンバに入れることによって色合いも鮮やかになります。人酢で味付けをする場合やナムルのように味付ける場合など、作り方は多種多様なので自分に合った味付けを見つけるのが良いかと思います。
また、人参は、薬膳効果もあり、
- 目の乾燥
- 視力低下
- 肝機能改善
- 食欲不振
- 老化防止
と人参は栄養満点の食材です。
⑥キムチ
キムチはたくさん種類があって、チョイスするのが難しいと思います。
韓国の方が直売してる店が美味しいのは否めません。
大阪では鶴橋ではキムチが有名なのでお近くに寄ったときは寄る価値あるですよ。
キムチは酸味が強いもの、甘みが強いもの、塩気が強いものがあり、
- 熟成キムチ
- 発酵キムチ
- 浅漬けキムチ
で分類されるので、お好みのキムチを選ぶといいでしょう。
ビビンバは酸味が少ない、熟成キムチが一番おススメです。
あまりキムチを食べたことない方は、「東海漬物のコクウマ」がはずれがないと思います。
⑦玉子
日本では、温泉玉子を使うことが多いですが、一番ビビンバに合うと思います。
石焼であれば、黄身だけ使いますが、店によっては、全卵を使う場合もあります。
- 高齢者の方
- 2才以下の乳幼児
- 妊娠中の女性
- 免疫機能が低下している方
は、卵の生食を避けてくださいね。
変わり種はどんなものがある?
①アボカド…すりごまと少量のマヨネーズ
②大根の葉…塩を少々をまぶして5分おいて絞り、さっとゆでて、塩、ニンニク、ごま油で味付け(塩茹でもOK!)
③キャベツ(レッドキャベツ)…塩を少々をまぶして5分水にさらす→酢、ごま油で味付け
④胡瓜…塩を少々をまぶして5分→水にさらす→塩、ニンニク、ごま油で味付け
⑤青梗菜…湯がいて、ゴマ油、砂糖、塩で味付け
⑥きのこ類(干しシイタケ)…きのこ類をよく炒め、塩 、白ごま で味付け、干しシイタケは戻して、塩、砂糖、ごま油、醤油で味付け。
⑦納豆…パックのたれと辛子を使って、そのまま混ぜる
⑧大根…塩もみ3分程→水にさらす。酢、砂糖、ごま、塩で味付け
⑨コーン…塩、白ごま、ごま油、万能ねぎで味付け
⑩にら…さっとゆでて、にんにく、ごま油、塩で味付け
⑪ひじき…水でもどして、ダシ、醤油、砂糖、みりんで煮込む。最後にごま油。
⑫まぐろ…炙っても、そのままでも、ニンニク醤油、ごマ油で味付け
⑬厚揚げ…ダシ、醤油、砂糖みりんで炊く。最後にごま油(うどんだし位がベスト)
⑭オクラ…塩茹でして、冷ましたら、ニンニク、塩、砂糖、ごま油で味付け。
⑮水煮三菜…市販の物は味がついているので、さっと湯がいて、ごま油、すりごまで和える。
⑯トマト(プチトマト)…塩とごま油で味付け
⑰干し海老…そのまま使用するか、佃煮でもOK!(味は薄味で)
⑱魚介類…酒、みりん、しょうゆ、おろしにんにく、おろし生姜、コチュジャンで味付け(肉替わりに代用する場合は、肉と同様に味を付ける)
⑲桔梗の根(ドラジ)…ドラジはキムチ漬けにしたものです。
キムチの代わりに使うのもオススメです。
乾燥が手に入りやすいので、⇩下記⇩にリンクを貼っていますので参考にしてみて下さい。
普通のスーパーでは、なかなか手に入りにくい食材です。
⑳白身魚…塩胡椒で、下味をつけて、片栗粉でまぶしてフライパンで焼く。
㉑茄子…さっと炒めて醤油、ダシダ、ニンニクで和える
㉒ズッキーニ…さっと炒めて、ダシダ、醤油、ニンニク、ごま油で和える。
㉓蒸し鶏…焼いても、サラダチキンにしても、ひき肉で牛肉代わりにでも、何でも良く合います。
㉔パプリカ…塩、コショウ、酢、おろしニンニク、ゴマ油で味付け
色々ご紹介しましたが、味付けはお好みで調整してくださいね。
コチュジャンたれもかけるので、味が濃くならないように、微調整する事が大事です。
ご紹介した具材以外の変わり種も色々あると思うので、好きな変わり種をチョイスしてみてくださいね。
乾燥のドラジが気になる方は下記を参照にしてください👇
★ダシダは韓国のダシの素みたいなもので、牛肉のコンソメみたいな味です。どんな料理にも合わせやすいので、ご家庭に一つあれば、凄く重宝しますよ。ビビンバでも、ハンバーグでも、少し入れるだけで一変しますよ。
ビビンバの具材の基本レシピとアレンジ方法
この章では、基本のビビンバと、簡単にできるアレンジビビンバをご紹介したいと思います。
基本のビビンバが作れたら、色々応用が利きますので、是非チャレンジしてみてください。
ビビンバ基本レシピ
①牛ミンチ…100g
②ゼンマイ水煮…150g
③大豆もやし(なければもやし)…130g
④人参…100g
⑤ほうれん草…160g
⑥キムチ…40g
⑥卵(温泉玉子)…2個
⑦ニンニク…3片(おろしにんにくでもよい)
⑧白ネギ…大さじ1(みじん切りにしておく)
⑧白ごま、すりごま…適量
⑳韓国海苔…6枚(切り海苔にカットする)
~調味料~
①塩、胡椒…適量
②砂糖…適量
③酢…適量
④みりん…適量
⑤酒…適量
⑥ゴマ油…適量
⑦コチュジャン味噌…適量
⑧ダシダ(なければ鶏ガラスープの素)…適量
~作り方~
①…分量の牛ひき肉、白ネギみじん切り…大さじ1…を鍋またはフライパンに入れて、しょうゆ…大さじ1、砂糖各…小さじ1、おろしにんにく…少々、を加えて煮からめて最後にごま油を入れる。
②…ゼンマイは、5㎝幅に食べやすく切って、熱湯でゆでこぼしてザルにあける。
ごま油…小さじ1、おろしにんにく…少々を加えて炒めて、水カップ3/4、砂糖小さじ…1/2、ダシダ…少々、しょうゆ…大さじ1、コチュジャン小さじ1、沸騰したら、弱火~中火で煮含める。
仕上げの少し前にすりごま…小さじ1を入れる。
③…大豆もやしは、塩少々を入れた、お湯を沸かし、熱湯で3分間ゆでる(大豆もやしの場合は硬さを見る)。
茹で上がったら、良く絞って、水けをきってから、ごま油…小さじ2、すりごま…小さじ1、おろしにんにく少々、塩…少々であえる。
④…にんじんは、マッチ棒ほどの千切りにし、熱湯でゆでる。そのまま、ザルにあけて、そのまま冷まして、水けをきって、塩・こしょう・おろしにんにく…各少々、すりごま…小さじ1、ごま油…大さじ1であえる。
⑤…ほうれん草を3cm長さに切ってから、たっぷりの熱湯に、塩少々入れて茹でて、冷水にとり、水けをよく絞る。さらに水けを絞る。ボウルに入れてほぐし、ごま油大さじ1、すりごま小さじ1、塩・おろしにんにく各少々を加えてあえる。
⑥…温泉玉子を準備する。(または、冷蔵庫の常温卵、75℃で、17分で出来ます。)
⑦器にご飯を盛り、①~⑥とキムチをのせる。最後に、切りのり、コチュジャン適宜を加えてよく混ぜて食べます。
作り方①…コチュジャン…60g、コーヒーシロップ…2個、砂糖…大さじ1、
おろしニンニク…小さじ1、ごま油と白ごま…少々、ダシダ…少々
(全て混ぜあわせる)固い場合は、薄いダシダのダシでのばす。
作り方②…コチュジャン…100g、玉ねぎ…1/6個
りんご…30g、粉唐辛子…小さじ1、水飴…小さじ1
(リンゴ、玉葱、玉葱はすりおろしてしっかりと混ぜ合わせる。一晩寝かせる)
★大根を入れる場合…1㎝×3㎝×2㎜の短冊切りにし、たっぷりの熱湯に、塩少々入れて茹でて(薄くしている場合は塩もみでもよい)、酢…小さじ1/2、砂糖…小さじ1/2、ごま…少々、塩少々であえる。
ビビンバのアレンジ方法
①ホットプレートで作る
- ①ナムルを全て準備する。(上記の章のビビンバの基本の作り方を参照してください)
- ②ホットプレートにごま油の1/4量(大さじ1/2)を入れて中温に熱し、ごはんを入れてほぐしながら炒める。
- ③ごはんを全体に広げ、牛ミンチ、ゼンマイ水煮、大豆もやし(なければもやし)、人参、ほうれん草、キムチ、卵(温泉玉子又は黄身)を並べて盛り付け、白いりごまと韓国海苔をちらす。
おもてなしのビビンバが出来るのでオススメです。
②ズボラビビンバにする
- ❶…強火で熱したフライパンにごま油をひきます。
- ❷…牛肉又はひき肉を炒めて、大豆もやし(さっと一回下茹で)、→ ゼンマイ(下茹でする)、→ 人参、→ ほうれん草を炒める。
- ❸塩胡椒、ニンニク、醤油、砂糖、ダシダ(なければ、鶏ガラスープの素)、ゴマ油を入れて味を調えます。全体に味が馴染んだら火から下ろします。
- ❹どんぶりにお好みの量のご飯をよそい、❸をのせます。
温泉玉子、のり、コチュジャンをトッピングして完成です。
ビビンバの具材を全て準備するのはとても大変ですよね。
一つ一つのナムルを作るというのはすごく大変な作業です。
時間がないときや、簡単にビビンバが食べたい時にとても重宝するのでおすすめです。
③石焼ビビンバ風にする
ビビンバといえば石焼ビビンバですが、自宅で石焼きビビンバをするのはすごく大変ですよね。しっかり焼いた石焼ビビンバ美味しいので是非ご自宅でも試してみて下さいね。ズボラビビンバみたいにご飯に味をつけて、具材を入れて全て混ぜてしっかり炒めることで熱々のビビンバチャーハンになります。 子供などに作る場合は、ご飯を焼肉のタレで炒めて、ナムルを混ぜ合わせれば、辛くないビビンバチャーハンにもなります。ご飯に全て混ざっているのですごく食べやすいのでおすすめですよ。温泉卵、 韓国のり、 お好みでコチュジャン味噌をかけて完成です 。
ビビンバのナムルについて
材料を生のままで使うセンチェ(生菜)と茹でて使うスッチェ(熟菜)と二つありますが、一般的には茹でたものを言います。
- 青菜類
- 大豆もやし
- ほうれん草
- 人参
- ゼンマイ
- 大根
などが主に使われてますよね。
味付けは、
- 醤油、おろしにんにく、ごま油、いりごま、粉唐辛子
などで味付けをするものです。
ビビンバは、仏教の伝播とともに、精進料理の流れをくんで発達しました。
ナムルは栄養価の高いごまやごま油をふんだんに使っていることが特徴です。
多彩な材料が入っている事で不足しがちな、
- ビタミンC
- 食物繊維
を摂取できる優れた料理なんですね。
まとめ。。。
ビビンバの変わり種は沢山ある事がおわかりいただけたと思います。
具材や味付けを工夫すれば子供から大人も楽しめ、アレンジをすれば多種多様なビビンバが出来上がります。
ご自宅でご飯を作る場合も、ホットプレートを使えば簡単に作る事が出来るし、ズボラビビンバにすれば簡単に作れてオススメです。
少しでもご家庭のメニューのレパートリーを加えて頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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