料理研究家、料理大好きフッくんです。
日本ではカルパッチョといえば魚を使って作るカルパッチョが一般的ですが魚のカルパッチョは日本が発祥です。
イタリアでは牛肉の薄切りのカルパッチョが一般的ですが、現在では、魚のカルパッチョが出てくるお店はたくさんあります。
マジックキッチンでも魚のカルパッチョの献立は色々ご紹介していますが、ここでは肉のカルパッチョに合う献立や副菜、カルパッチョに合う具材をご紹介しています。
その他のカルパッチョに合う献立から具材もご紹介していますので、是非最後まで見ていってくださいね。
色々な献立を見ていこう!私の店でのカルパッチョの献立例!
MAGIC KITCHEN | 食事献立 | メニュー |
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献立例A | 献立例B |
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麦飯 牛ヒレ肉のカルパッチョ オクラとめかぶの和え物 キノコとジャガイモのスープ | ごはん 生ハムのカルパッチョ ブロッコリーとパプリカのアンチョビ炒め アホスープ(スペインのガーリックスープ) |
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昼食/夕食 | 昼食/夕食 |
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エネルギー(Kcal) | たんぱく質(g) | エネルギー(Kcal) | たんぱく質(g) |
554 | 23.8 | 651 | 28.5 |
脂質(g) | コレステロール(mg) | 脂質(g) | コレステロール(mg) |
15 | 42 | 22.9 | 273 |
炭水化物(g) | 食物繊維総量(g) | 炭水化物(g) | 食物繊維総量(g) |
79.6 | 5.7 | 80.4 | 4.5 |
カルシウム(mg) | ビタミンC(mg) | カルシウム(mg) | ビタミンC(mg) |
115 | 32 | 127 | 94 |
食塩相当量(g) | 食塩相当量(g) |
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2.9 | 4.1 | ||
※ 仕入れ状況により、栄養価ともに一部変更する場合があります。 (株) マジックキッチン ★米の栄養価は全て含まれています。 (日曜日定休日) TEL 06-〇〇〇〇-〇〇〇〇 |
【献立A】
【献立A】
献立A
献立Aは和食と組み合わせた献立になっています。
栄養面を重視した献立で、あっさりした献立です。
肉のカルパッチョは、しっかりとした主食になるので、献立は立てやすいですよね。
スープはコンソメベースのスープですが、和食と合わせたい場合は、すまし汁や味噌汁に合わせてもいいですね。
献立B
献立Bは、洋食で組み合わせた献立になります。生ハムのカルパッチョの場合は、塩分がどうしても高くなる傾向にあります。献立例に比べて、塩分が高い傾向にあります。生ハムの量を減らすからかけるソースを制限することで塩分を抑えれます。ブロッコリーとパプリカのアンチョビ炒めはご飯にもとても良く合います。ブロッコリーとパプリカは栄養価が高い野菜ですので栄養面においては安心ですが塩分はどうしても高くなります。 スペインのアホスープとは、スペインのガーリックスープで、別名カスティーリャスープとも言います。「アホ」はスペイン語で「にんにく」という意味で現地では「ソパ・デ・アホ」と言い、伝統的な家庭料理のひとつです。作り方は色々ありますが、コンソメ、パプリカパウダーをべースに使った味が一般的です。
- アホスープレシピ公開
~材料~
①生ハム(またはハム、ベーコン代用可)…20g(一口大に切る)
②たまご…1個
③バゲットパン…1切れ(約20g)(1~2㎝角切り)
④にんにく…3片(みじん切り)
⑤水…360㏄
⑥オリーブオイル…大さじ2
⑦チキンコンソメ…小さじ1~2(味は調整する)
⑧パプリカパウダー…小さじ1
⑨塩、こしょう…少々
⑩ドライパセリ…少々
~作り方~
①…鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを炒める。
②…香りが出てきたら、生ハムとパンを加えて炒め、パプリカパウダー加える。
③…水を360㏄を入れて、一煮立ちしたら、塩胡椒、チキンコンソメで味をつける。
④…卵を落とし入れ、軽く煮込んで卵が固まったら完成。
⑤…盛り付けてお好みでパセリを散らす。
ボリュームがあるスープですが、野菜が入っていないので栄養が取れないので、お好みでパプリカやトマトなどの野菜を加えて下さい。ポーチドエッグのように卵を落とすのもういいですが、溶き卵を散らしてかき玉汁のようにすれば簡単にできます。作るのに手間もかかるので、料理が初心者の方や早く作りたい方にはアホスープのベースの素を使うと手軽に作ることができるので参考にしてみて下さいね。👇
まずは全品を!カルパッチョの献立例!
献立アイデア①あっさりしたカルパッチョの献立例
- 献立アイデア①-1
①ナポリタン(粉チーズなし)
②牛ヒレ肉のカルパッチョ
③茄子南蛮
④白菜とベーコンのスープ
パスタに合わせた献立にする事で、ご飯よりカロリーを抑えり事が出来ます。
パスタは、麺類の中でもカロリーが低い食材ですが、オリーブオイルやチーズなど扱う食材のよっって高くなります。
副菜とスープを野菜中心のあっさりした物と組み合わせれば、カロリーを抑えて、栄養も取れます。
献立の品数を減らしたい場合には、茄子南蛮をなくして、牛肉のカルパッチョに野菜を添えてあげれば、少しでも献立が楽になりますよ。
- 献立アイデア①-2
①ごはん
②生ハムのカルパッチョ
③サラダ・ニソワーズ
④キヌアスープ(ペルー料理)
あっさりした場合の献立として、キヌアスープもオススメです。
キヌアはとても栄養が高い食材で、宇宙食にも使われています。
ペルーの家庭で作られるスープは、 牛肉や鶏肉の旨味を出して野菜を入れた後にお米やパスタを入れますがキヌアを入れる事で、栄養がぐんと高まります。
サラダ・フランスを代表するサラダとして世界中で食べられている料理です。
一般的に知られているサラダニソワーズは、
- じゃがいも
- いんげん
- トマト
- 黒オリーブ
- ツナ缶
- アンチョビ
- ゆで卵
などを混ぜ合わせて作ります。味付けは、オリーブオイルやレモン汁、白ワインビネガーなどで作るソース・ヴィネグレットで味付けをします。カルパッチョの味付けと被ってしまうのが嫌な方は、マヨネーズ×マスタードで作ってもおいしいですよ。
献立アイデア②がっつり行きたい場合は?
- 献立アイデア②-1
①海老ドリア
②牛肉のカルパッチョ
③きゅうりとわかめと舞茸の和え物
④フリターテンスッぺ
主食をドリアにするだけで、ボリュームもアップするし、子供などには喜ばれるメニューです。
副菜も洋食が合わせやすいですが、何も思いつかない時は和え物にするといいですよ。
ガッツリの献立の場合栄養が不足気味になるので、海藻ときのこでカルパッチョに足りない栄養を補う事が出来ます。
フリターテンスッぺとは、短冊状に細く切ったクレープを具材としたコンソメスープスープです。
コンソメスープのバリエーションにしてみて下さい。
フランスのウィーンでは良く作られている料理で、日本でいうと味噌汁のようなものです。
麺と違った食感と甘みがあり、良く食べる方にはお腹も満たされますよ。
- 献立アイデア②-2
①ごはん
②生ハムのカルパッチョ
③いかのマカロニとオロラソース和え
④アクアコッタ
がっつりの組み合わせを普通にご飯が一番腹持ちも良くなりますが、カルパッチョだけでは、ご飯が進まないことも多いと思います。
揚げ物も一つの手段ではありますが、和え物でもカルパッチョが肉なので、魚介のマヨネーズ和えにしてもボリュームも出ます。
ここではマヨネーズにケチャップを足してオーロラソース和えにしています。
スープはイタリアの定番スープアクアコッタの紹介です。
基本トマトを使うスープが多いので、味変やバリエーショにしていただけたらと思います。
イタリア、トスカーナ地方の郷土料理で、アクアコッタとは「水で煮る」という意味です。
トマトスープにフランスパンとチーズが入っているトマトスープなので、お腹いっぱいになりますよ。
ここでは、とろけるチーズを入れずにゆで卵を入れたアクアコッタです。
それ以外のメニューもおさえておこう!
副菜3選
①ちくわとオクラの胡麻和え
洋食が合わせやすいですが、和食に合わせたい方は和え物もオススメです。
イタリアンが苦手な方やこってりが駄目な方は、和食と合わせるのが一つの方法です。
洋食は洋食が合わせやすいですが、ご自宅ではなかなかそうはいかない場合もあるので、お浸しや酢の物と合わせるのもいいですよ。
②タコのから揚げ
カルパッチョの具材としても定番ですが、唐揚げにしてもおススメです。
固いので、小さい子供や高齢者の方には不向きですが、ペーストにしたり細かくしてつくねにしたりして提供するようにすると食べやすくなります。
揚げ物が好きでそうしてもチョイスしたい場合は、オススメです。
③豆腐の肉あん
麻婆豆腐に見た目はよく似ていますが、味噌がはいっていません。
オイスターソースベースの中華あんに、豚ミンチとニラを入れています。
ご飯が進むので、お酒を飲む方や白ご飯で献立を立てる方にはオススメです。
この場合肉のカルパッチョや汁物に野菜を意識した料理と組み合わせるのがオススメです。
スープ3選
①キムチ餃子スープ
キムチ鍋と言ってもいいスープですが、
がっつりご飯が進むおかずが欲しい時には最適です。
鶏ガラスープをベースに餃子とキムチを入れるだけで食欲が湧いてくるほどです。
具材はもやしやニラ・きのこなど具材を入れれば、お財布に優しいく栄養もしっかり取れます。
餃子は冷凍しておくと便利ですが、作るとなれば大変なので時短で行いたい場合は冷凍やチルドの餃子を使うのがオススメです。
②イカ墨汁
沖縄の郷土料理であるイカスミ汁のご紹介です。イカスミパスタも美味しいですがイカスミ汁もととても美味しいです。イカスミを使って見た目が真っ黒になる特徴のスープです。沖縄ではアオリイカを使うことがありますが、イカの輪切りとイカスミペーストがあれば簡単に作ることができます。かつおだしで作るのがポイントですがなければだしの素で代用できます。イカ・イカ墨・少量の豚肉の具材と塩とだしの素で味をつけます。隠し味で味噌を入れる場合もあります。あとはお好みで調整してください。
③鯛のすまし汁
カルパッチョでも定番に使われる鯛ですが、肉のカルパッチョにはよく合います。
少し物足りない良く食べる方やがっつり食べたい方で、和食に合わせたい方にはオススメです。
鯛は栄養面にも優秀で、イタリアンのスープで合わせるよりあっさりしているので、すまし汁で合わせるのも美味しいですよ。
肉のカルパッチョをアレンジするのも一つの手
①牛ヒレ肉のカルパッチョ丼
グレイビーソースやベシャメルソースをかけて丼ぶりにするのもローストビーフ丼ぶりみたいにして食べるのもいいですよ。
カルパッチョはタタキなので、残り物を使う場合熱加熱して使うのがオススメです。
②牛ヒレ肉のカルパッチョのカルニタス
カルニタスはメキシコの豚肉のホロホロ煮ですが、豚肉を長時間煮込み裂いたものです。
牛肉が余ったら次に日に食べるのは、食中毒の心配もあります。
余った牛ヒレ肉を、
- ブラックペッパー…適量
- オレガノ…適量
- クミンパウダー…適量
- 塩胡椒…適量
をすり込みます。
- オレンジジュース
- 玉ねぎ(みじん切り)
- にんにく2片(みじん切り、またはすりおろし)
で煮込みます。辛いのが好きな方は唐辛子を入れてみて下さい。
肉に塩胡椒で味を調整して、ご飯のおかずやお酒のおつまみにしてみて下さい。
カルパッチョに合う主役の具材はどんなものがある?
- 肉の主役の具材
①生ハム
②牛肉
③鴨肉
カルパッチョは、肉のカルパッチョはしっかりおかずのもなるのでオススメです。
鴨肉もカルパッチョにはとても合うのでオススエですが、鶏肉の茹でた物でもカルパッチョふうに出来るので色々なカルパッチョが作れますよ。
- 魚介の主役の具材
①鯛
②マグロ
③サーモン
④アジ
⑤貝柱
⑥ブリ
⑦タコ
⑧カツオ
魚介系は刺身で食べれるのは比較的なんでもカルパッチョに合わせる事が出来ます。
肉に比べてあっさり食べれるのが嬉しいポイントです。
カルパッチョは生の物を使うのが一般的ですが炙ったり、火を通したものでも美味しく食べれ、お腹をこわす心配もないので生が苦手な方は火を通して使うのも一つの方法です。
サーモン・タコ・鯛のカルパッチョのそれぞれに合う献立も紹介していますので、是非献立のバリエーションにしてみて下さい。👇
サラダ感覚にはなりますが、その他の野菜の主役具材もあります。
肉や魚の具材、カルパッチョに合わせる野菜について、詳しくご紹介しているので気になる方はこちらを参考にしてみて下さい。👇
まとめ。。。
カルパッチョの献立と言うと日本では魚をイメージする方も多いですが、ここでは肉のカルパッチョの献立をご紹介しました。肉のカルパッチョはしっかりとした主菜にもなるので副菜や汁物はあっさりしたものと合わせるのがオススメです。本来カルパッチョは、生の牛ヒレ肉を薄切りにしてソースをかけた肉料理ですが、カルパッチョに合う具材は多種多様でたくさんあります。是非皆さんも色々なカルパッチョを作って、自分に合うカルパッチョのバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。
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