キムチ鍋を作る時、入れる順番がおかしいからうまく作れないのかなー?
キムチはいつ入れたらいいの?どうしたら、美味しいキムチ鍋が作れるの?
料理研究家、料理大好きフッくんです。
鍋の中でも高い人気を誇るキムチ鍋。
冬に温かい鍋は、家族や友達同士でも楽しめ、キムチ鍋の素を使っても簡単に作れるのも魅力の鍋です。
- キムチ鍋の具材の入れる順番で美味しく作れるのか
- 具材の入れる順番がわからない方
を視点を当てて、具材の入れる順番やキムチの入れるタイムング、美味しく作るコツなどを紹介したいと思います。
基本的なキムチ鍋の具材の入れる順番は?
基本的に使われる具材から、キムチ鍋のポイントをご紹介しています。
基本的な具材は何があるの?
①豚肉
②キムチ
③白菜
④長ネギ
⑤豆腐
⑥きのこ類(しめじ、エリンギ、シイタケ)
⑦ニンジン
⑧ニラ
⑨もやし
キムチ鍋を作る時に基本的な材料は、こんなものではないでしょうか。
これだけでも十分に豪華なキムチ鍋が出来ます。
キムチ鍋をおいしく作るコツは、味付けや具材のチョイス、スープの味付けなど様々な要素がありますが、入れる順番もその一つです。
基本的な具材で入れる順番を意識するだけでも、失敗しない美味しいキムチ鍋が出来るので見ていきましょう。
具材をいれる順番を見てみよう!
①手作りでスープを作る場合は、豚肉をお好みの油(ネギ油、ニンニク油、ごま油)で炒めて、弱火でスープで煮込んでおく。(手羽先や手羽元を使う場合もここで導入する。)
②具材を適度な大きさに切って、仕込みをする。
③ だし汁に、具材投入していく。(はじめに鍋に入れていく具材は、火が通りにくい硬い野菜や出汁の味をしっかり染み込ませたい物を煮込む事 。またキムチを入れる場合はここで入れる。
ニンジン➡白菜➡長ネギ➡豆腐を入れて火が通るまで煮込んでいく。(その他、しらたき、牛蒡、)
④火が通りやすい具材を入れていく。
きのこ類➡もやし➡ニラを入れて火が通ったら完成。
~ポイント~
①既製品のスープを使う場合も初めに豚肉をネギ油、ニンニク油、ごま油で炒めて煮込んでおくことで肉の旨味が出ます。またしゃぶしゃぶの肉などで薄切の肩ロースを使う場合は、食べる直前でも良い。
また、安い肉で作る場合は、鍋で煮る時間が長くなればなるほど、豚肉の繊維がほぐれて柔らかくなるので、キムチの味も良く染み込むようになります。
②火が通りにくい具材から入れますが、人参や午房など時間がかかるため、早く食べたいは①の時に最初から煮込むか、下茹でしてから早めに入れて煮込んでおく事がオススメです。
③こちらの具材もクタクタになった方がいい場合は、様子をみて②を入れてから、2~3分してから早めに具材を入れます。
しらたきは早く火は通りますが、最初に入れておくことで肉や野菜の旨味が染み込むと更に美味しくなるので早めに入れるのがオススメです。
④早く火が通るので、食べたい量、食べる時に入れるようにしましょう。またきのこ類はもう少し柔らかくしたい場合は、もやし、ニラよりも、2~3分前に入れましょう。
具材を入れる順番をご紹介しましたが、決まりはないのでシャキシャキ感を楽しみたい場合やくたくたにしたい場合などお好みに合わせて入れましょう。
基本的には、味を染み込ませたいものや火の通りにくい具材が先に入れて、
シャキシャキ感やすぐに火が通る食材は最後に入れます。
キムチを入れるタイミングは?
- ①最初から入れる。
キムチ鍋の素を使う場合は後から入れてもいいですが、手作りで作る場合は、入れる調味料は
コチュジャン、ニンニク、生姜、キムチの素、鶏ガラスープの素、ダシダ
を入れて作りますが、本来のキムチの味を出すのに最初から調味料としてキムチと汁を入れて作るとキムチ鍋が一層美味しくなります。
私は、キムチは2回に分けて入れます。最初のダシになるキムチと最後にパンチを利かすのに入れます。
- ②食べる3~4分前に入れる。
キムチ鍋の素で作った場合は、スープに味が整っているので、最後に少し入れてあげると美味しく仕上がります。
①のように最初に入れても問題はありませんが、最後にサッと入れて混ぜるだけでもあまり変わりありません。
キムチ鍋を美味しくするコツは?
- 調理の仕方や順序を守る
キムチ鍋は、最初に炒めて煮込む事で美味しくなるので、最初に炒めるようにしましょう。
また、一般的はごま油で炒める事も多いですが、ごま油の香りが苦手な方はニンニク油やネギ油で炒めると香りが変わって美味しいですよ。
- 具材の入れ方、切り方を意識する
今回紹介した入れる順番を意識するだけで鍋の中で荷崩れが防ぐことが出来ます。
火が通りにくい具材はを最初に入れると味が染みて、柔らかくなります。
また切り方でも味が変わってきます。
固い素材は薄く切りすぎたり、早く火が通る具材を煮込みすぎたりすると失敗の原因にもなるので、臨機応変に食材を仕込みしましょう。
- アクをこまめにとる
鍋料理全般に言える事ですが、アクは食材の渋みやえぐみ、 雑味、その動物性の食材の臭みになる成分が凝縮したものなので、こまめに取り除くことで、鍋全体が美味しく作る事が出来ます。
- 肉はダシが沸騰してから入れる
決まりはありませんが、結論はどちらでもいいですが、肉や魚によって入れるタイミングがあります。
野菜と肉を入れる時は、しゃぶしゃぶの場合は野菜いれて沸騰してから肉入れる場合もあります。
すき焼きやキムチ鍋は、肉いれて沸騰してから野菜いれる場合もあります。
あまり気にしない方がいいと思います。
鶏ガラの出汁をとる場合は、香味野菜と一緒に水から入れて取ったりしますが、鍋に直接入れる場合は肉を最初に入れた方がダシが出て美味しいです。
魚介類に関しても、水から入れる場合は出汁を取るためです。
臭みが気になる方は、一度湯通ししてから鍋に入れるといいですね。
骨付き鶏肉(手羽元、手羽先)は、一晩昆布を水につけた水に入れて加熱しますが、脂肪の多い感じの場合は、臭みを取る為に魚と同じように扱ってもいいでしょう。
- 豆腐の種類で入れる順番を変える
具材を入れる順番では、豆腐として紹介しましたが、木綿豆腐、焼き豆腐、厚揚げなどは荷崩れしにくく味が染み込んだ方が美味しいので、火が通り肉にくい具材として入れると美味しいです。
絹豆腐は、崩れやすいのと、やわらかい食感が醍醐味なので、火を軽く通す程度にするといいでしょう。
崩れにくい絹ごし豆腐や、ソフト豆腐(木綿と絹ごし豆腐の間)もスーパーに売ってるとこともあるので是非探してみて下さい。
白菜の芯部分などと一緒に、一番最初にお鍋に入れるのがオススメですので、絹ごし豆腐は美味しいですが少し工夫して崩れにくいようにしましょう。
- 豆腐を容器から取り出して、横から切れ目を入れて半分に切ります。(もともと正方形であれば、そのままでいい。)
- そこからピザやホールケーキを切り分ける感じで、縦横斜めと切ると、綺麗に三角形のお豆腐ができます。
- また、鍋に塩を入れて塩水(海水ぐらい)に20分ほどつけて、一度ボイルしてから、鍋に入れる事でも荷崩れ防止できますよ。
- 煮込み時間が少ないと崩れやすいので、少しでも長く茹でましょう。
まとめ。。。
キムチ鍋の入れる順番をご紹介しましたが、入れる順番を意識するだけでも美味しいキムチ鍋ができます。
なかなかうまく作れない、味が決まらないなど悩んでる人もいると思いますが、ひとつ工夫をすることで失敗なく作れるし、最初は失敗しても、徐々には慣れていくものです。
少しでもこの記事を参考にして、美味しいキムチ鍋ができることを願います。
その他にも、味付けやレシピ、キムチ鍋の変わり種も色々とご紹介していますので是非そちらの記事も参考にしてみてください。👇
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