料理研究家、料理大好きフッくんです。
サムギョプサルはハングル語で「삼겹쌀」と書きますが、厚めにスライスした豚バラ肉を焼いて食べる韓国の豚バラの焼肉です。
ご自宅でやる場合は、牛肉も高いので、安く仕上げたい方や雰囲気を変えたい方には、焼肉のバリエーションとしておすすめの料理です。
ここではサムギョプサルの基本的な作り方やタレをご紹介しているので、具材は普段の焼肉でも、問題ありません。
タレや作り方で、サムギョプサル風になり、ご自宅でも手軽にサムギョプサルが堪能できます。
また、焼肉でご紹介した時に見つからなかった具材がこちらに見つかるかもしれません。
サムギョプサルの具材をできる限りご紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。
まずは基本から!基本的なサムギョプサルの具材は?
サムギョプサルの定番具材は何がある?
①豚バラ肉
サムギョプサルに欠かせない具材です。
サムは数字の 「3」 で・ギョプは 「層」 、サルは 「肉」から、豚バラ肉は、サムギョプサルには欠かせない具材です。
味噌と相性抜群で、野菜と一緒に食べると意外とあっさり食べれます。
そうしても油が苦手な方は、豚バラ肉を湯通しするか、肉を肩ロースなどに変えるのも一つの方法です。
カリカリに焼くのがポイントです。
②キムチ
キムチも豚バラ肉と一緒に焼くのが、サムギョプサル。
豚キムチがあるように、豚肉との愛称は抜群です。
手つくりや韓国のキムチが美味しいですが、スーパーに売ってるキムチでやると簡単にサムギョプサルを楽しむ事ができます。
③サンチュ
焼いた豚バラ肉、キムチを挟んで食べるのがサムギョプサルです。
ゴマの葉もよく使われますが、サンチュはサムギョプサルには欠かせない具材です。
どうしたもサンチュがない方は、代わりにサニーレタスやレタスを使いましょう。
④にんにく
豚バラ肉とキムチと一緒に焼くのに欠かせないにんにく。
豚肉とキムチを生かすためににんにくは欠かせません。
お店によってはにんにくは入れず、玉葱や野菜と一緒に焼き場合もあります。
⑤白ネギ
焼く具材としてもいいですが、定番はネギサラダを作って、副菜として、ほかの具材と一緒に巻いて食べます。
ネギサラダのレシピが気になる方は、下記を参照にしてください。
色んな具材を試してみよう!意外とマッチする変わり種
サムギョプサルの変わり種は何がある?
肉の変わり種
①牛カルビ
②鶏もも肉
サムギョプサルは豚バラ肉以外は、サムギョプサルでなくなってしましまいますが、変わり種、サムギョプサル風として苦手な方は使うといいでしょう。
サムジャン味噌は、どんなお肉でも合いますので、豚ばら肉が苦手だよっていう方は、他の肉で代用するといいと思います。
おうち焼き肉であれば、焼肉の具材を入れて、焼き肉の変わり種として、サムジャン味噌やごま油ソースと食べるのもいいでしょう。
具材を変えたい、追加したい方は焼肉の具材を参考にしてみてください👇
野菜の変わり種
①もやし
②えごまの葉
②ピーマン
③玉葱
④ケール、クレソン
⑤大根、紅芯大根
⑥サニーレタス、サラダ菜、レタス
⑦きゅうり
⑧カクテキ
⑨ナムル
⑩オクラ
⑪にんにくの芽
⑫ラディッシュ
⑬プチトマト
サムギョプサルは、生野菜やを副菜を豚バラ肉と一緒にはさんで食べます。
基本的にはネギサラダや玉ねぎサラダなどを挟みますが、
- エゴマの葉
- プチトマト
- ナムル
- カクテキ
などを挟んでも美味しくいただけますよ。
ケール(別名カリーノケール)は、苦味や臭みも少ないので、生野菜の代わり種としてオススメの野菜です。
サムギョプサルの焼く野菜の変わり種として、オクラ・にんにくの芽・もやし・ピーマン・玉ねぎなども豚バラ肉にとても良く合います。
豚バラ肉は油っぽいので、さっぱり系の野菜と合わせると合わせやすいですよ。
その他、大根やラディッシュなどを甘酢に漬けた物を挟んだり、薄くスライス、千切りして一緒にサンチュに挟んで食べるのもいいですね。
魚介の変わり種
①海老
②イカ
③ホタテ
肉だけでは物足りない場合は、魚介類をプラスしてもいいでしょう。
サムギョプサルは豚バラ肉をサンチュで挟んで食べるので、魚介はサブ具材として準備するといいでしょう。
ご自宅でする場合はアレンジができるのが魅力でなので、焼肉の具材で入れるのを合わせるのもいいですね。
サムギョプサルとしてご紹介はしていますが、焼肉のアレンジとして知っておくだけでも、おうちサムギョプサルのバリエーションも広がります。
その他の変わり種
①チーズ
サムギョプサルのそのほかの変わり種として、チーズがオススメです。
チーズサムギョプサルが有名ですが、チーズダッカルビの豚バラ肉バージョンです。
トロトロにチーズに豚バラ肉とキムチの愛称は抜群ですよ。
お酒の宛にも、サンチュにご飯もよく合います。
定番のサムギョプサルもいいですがチーズダッカルビの方がはまること間違いなしです!
とろけるチーズをそのまま作る場合も多いですが、チーズがきれいの絡んでくれないので、あまりオススメできません。
チーズフォンデュのように別で作って、耐熱容器ごとホットプレートに乗せましょう。
- チーズソースレシピ
~チーズソースレシピ~
~材料~
①ミックスチーズ…100g
②牛乳…50㏄
③白ワイン50㏄
④片栗粉…少々
~作り方~
1,ミックスチーズに片栗粉をまぶす。(入れすぎないように軽くまんべんなくまぶす)
2,グラタン皿(耐熱容器)に②、③を入れる。
3,必ず沸騰してから、1を入れ、箸で素早くかき混ぜる。
混ざったら、プレート真ん中に置く。
★牛乳白ワインは、なかったら水でも代用できます。
濃い場合は、牛乳を入れて濃度を調整してください。
フライパンに直接入れる場合は、チーズが流れてしまうので、フライパンを平らにするか、
チーズだけで作るのがいいです。
サムギョプサルのレシピ公開!
ここでは、最低限の具材で、サムギョプサルを楽しめる簡単にご紹介しています。
あとはお好みで具材を追加すれば簡単にサムギョプサルを楽しむことができます。
- ~焼くお肉~
豚バラブロック(塊)…800g(多めに書いてます。)
★好きな大きさに切って盛り付けます。
- ~包む野菜~
サンチュ(またはサニーレタス)…適量
- ~肉と一緒に焼く野菜~
ニンニク…1株
玉ねぎ…1個~2個
白菜キムチ…適量
きのこ類(シイタケ、エリンギ、しめじ)…1パックづつ
- ~それ以外に挟む野菜・副菜~
ネギサラダ…適量(下記レシピ記載あり)
玉ねぎサラダ…適量(下記レシピ記載あり)
白菜キムチ…適量
作り方とポイント
- 豚バラブロック肉…鉄板で焼く場合は、厚めに切ることも多いですが、お好みできるのがいいですね。お肉屋さんで、繊維方向に1㎝幅でカットしてもらうとあとは好きな長さに切るだけで失敗なくできます。肉が厚めなので、よく切れるハサミがあれば後から大きさを調整できます。
- 肉と一緒に焼く野菜…鉄板で焼く時、豚バラ肉と一緒に焼いて食べると美味しいので、きのこ類以外に、焼肉に入れる、ピーマン・茄子・かぼちゃを焼いても美味しいので、サムギョプサルは、豚バラ肉以外に野菜がとても大事になります。
玉ねぎは、繊維と反対に切って、丸い形に爪楊枝を指すとばらけません。
- 挟む野菜・副菜…サムギョプサルは、挟むものは、焼き物以外に副菜を入れるのが一般的です。
先ほど紹介した、ネギサラダ・玉葱サラダ・白菜キムチは定番です。
そのほか、ザーサイ・ニラキムチ・チョレギサラダ・大根キムチ・ねぎキムチなどお好きなものを合わせるのがいいですね。
- 包む野菜…サンチェ・サニーレタス・えごまの葉が一般的ですが、サラダ菜・レタス・グリンリーフ・火を通したキャベツなどでもても美味しくいただけます。
- サムジャン・タレ…いろいろな作り方がありますが、サムジャンと塩×ごま油のタレで美味しくいただけます。
簡単にできるレシピを下記のタレの章で紹介しています。
★何もない場合は、焼肉のタレを使ってもいいと思います。
サムギョプサルは、豚バラがメインでサムジャン味噌と焼くフライパンがあれば、サムギョプサルです。
定番い使われている定番のサムジャン味噌とフライパンをご紹介していますので、写真などを参考にして、サムギョプサルを楽しんでみてください。
韓国に行って時に買ったり、ホームセンターやお店でも売ってますので、本格的に楽しみたい方は、サムギョプサルの鉄板があると重宝しますよ。
お値段もお手頃で、簡に始めることができます。韓国製のものですが、金属ボウルなど用意して油垂れる場所にセットして使ってくださいね。👇
値段は高いですが、本格的なサムギョプサルを楽しめます。👇
サムギョプサルには欠かせないサムジャン味噌はこちらです👇。 別に作り方も紹介していますので、下記のタレの章を参考にしてみてください。レシピはこちら☚
キムチ作りにもサムギョプサルのサムジャン味噌を作るにも必須な韓国の粉唐辛子と粗びき唐辛子はこちら👇
唐辛子は、いろいろありますので、ご近所のスーパーや韓国のお店で買うといいと思います。👇
自家製キムチ韓国餅韓国食材専門店であれば豊富に材料がそろっているので、参考にしてみてくださいね。
定番ネギサラダのレシピ
~材量~
①白ネギ…1本
②△青ネギ…5本(白ネギだけでもいい)
②酢…小さじ1
③ごま油…大さじ1
④七味唐辛子…大さじ1(韓国の唐辛子でもいい)
⑤砂糖…小さじ1
⑥ラー油…小さじ1/2
⑦塩…少々
⑧干しエビ…大さじ1
~作り方~
1,ネギを.斜めに薄スライス、白髪ねぎを切ります。
2,材料②~⑧までの調味料を混ぜ合わせる。
3,ジプロックなどの保存容器にすべて入れて、2を入れて混ぜて完成!
★甘めが好きな方は砂糖を増やす。辛めなら唐辛子かラー油を追加して、おろしにんにくやダシダを少し入れても美味しいですよ。
①玉ねぎ…1個
②醤油…大さじ2
③お酢…大さじ1
④水…大さじ1
⑤砂糖…小さじ1
⑥からしまたはわさび…小さじ1
~作り方~
①玉葱を薄くスライスして、②~⑥の合わせた調味料で合わせる。
★薄くスライスして、しっかり水にさらす。どうしてもスライスが太くなってしまう場合は、スライサーを使うか、長めに水にさらす事で食べやすくなります。
また、薄くスライスした場合は、調味料は食べる直前に合わせないとべちゃべちゃになります。マリネのように野菜がくったりしてもいい場合は、問題ありません。
サンチェの両サイドをたたんで、一口で肉や野菜を味わえるひとくちで食べられるサイズまで小さくしたりするのがサムギョプサルの魅力です。
本場韓国では、ライスを入れて食べたりもするので、がっつり行きたい方はライスを入れましょう。
サムギョプサルの意味と食べ方
サムギョプサルって何なの?
- ①サムギョプサルとは、韓国語で「삼겹살 」
サムは数字の 「3」 ・ギョプは 「層」 、サルは 「肉」。 - ②オギョプサルとは、韓国語で「오협살 」
オは数字の 「5」 ・ギョプは 「層」 、サルは 「肉」。
①サムギョプサルは、赤身と脂身が三層になっている豚バラ肉を使う
②オギョプサルは、赤身と脂身が三層になっている豚バラ肉を使う
サムギョプサルは、骨付きの豚肉の焼肉は「デジカルビ」と並ぶほどの人気です。
韓国では、牛肉より豚肉が人気で、サムギョプサルは韓国の中でも圧倒的な人気で、「サムギョプサル」と呼ばれるようになったそうです。
オギョプサルは、赤身と脂身が一層づつ多いため、三層よりジューシーで濃厚な味わいです。
お店では、済州島(チェジュド)式の韓国焼肉店で、オギョプサルを味わえます。
食べ方などは「サムギョプサル」と同じですが、カタクチイワシの塩辛につけて食べるなど奥が深い焼肉ですが、安価で手に入るアンチョビなどにつけてもよく合いますよ。
食べ方をご紹介
①豚バラこんがりと焼いてお肉はたれにつける。
②サンチェにはさんで食べる。
③「サムジャン」と呼ばれる甘辛味噌だれをつけて食べる。
④食べ終わった後は、焼き飯(ポックムパッ)や韓国冷麺(ネンミョン)で占める。
お店によっても、人によっても異なりますが、ざっくり言うとこんな感じです。
「サムギョプサル」は、キムチやニンニクなどと一緒に焼いて、豚肉の表面に焦げ目がついてカリカリになったら食べごろです。
おうちサムギョプサルであれば、豚バラブロックを使って、厚さを調整して切れば、お好みの大きさに仕上がります。
韓国の焼肉店では、お肉の焼き加減はスタッフが見てくれる店舗があります。
その中には、セルフサービスのお店もあり、店員さんが忙しかったりすると焼けないこともあります。
おうち焼き肉を極めるにも、自分で焼けるのがベストです。
基本的な食べ方の順番として、
- ①豚バラ肉、キムチ、にんにくを焼く
- ②サンチュを包める大きさにちぎる(またはカットしておく)
- ③芯で具材をおさえて、葉で包む(エゴマの葉も入れたい方は一緒に)
- ④トッピングをして、ゴマ油やタレをつける
サンチェはちぎって、芯から折って巻くのがきれいに包めます。
- 焼きキムチ
- 韓国みそ
- ネギサラダ
などをお好みでトッピングします。
★ここでポイントは、肉にゴマ油をつけるのも忘れずに。
ゴマ油…ごま油に塩コショウを入れたもの
サムギョプサルに合うタレを紹介
~サムジャン風味噌~
①合わせ味噌…大さじ2
②おろしにんにく…小さじ1
③韓国の唐辛子粉…小さじ1
④みりん…小さじ1
③ごま油…小さじ2
④いりごま…小さじ1/2
~ご自宅にコチジャン味噌があるという方は~
①合わせ味噌…大さじ2
②砂糖…小さじ1
③みりん…大さじ1
④コチュジャン…小さじ2
⑤ごま油…小さじ1
⑥すりおろしニンニク…小さじ1/2
★辛いのが好きな方はすべてコチュジャンにしてください。
~作り方~
1,すべて混ぜあわせる。
★日本の唐辛子は辛いので、韓国の唐辛子を使ってください。
甘い味噌の場合や甘いのが好きではない方は、みりんはなくても問題ありません。
サムギョプサルはサムジャンが定番ですが、なくてもこのレシピで味が近くなります。
韓国のサムジャン味噌を使う場合は、水を入れて伸ばして使うと使いやすいです。
その他、すりおろし生姜を入れても美味しいです。
~ごま油ソース~
①ごま油…大さじ2
②粗塩…大さじ1
③ブラックペッパー…少々
④ダシダ…少々
~作り方~
1,すべて入れて混ぜ合わせる。
★ダシダは入れなくてもいいですが、入れると味が引き締まって美味しくなります。
~大根ソース~(さっぱり系が好きな方にオススメ!)
①大根(みじん切り)…150g
②玉ねぎ(みじん切り)…150g
③万能ネギ(小口切り)…大さじ2
④ポン酢…100㏄
⑤ごま油…大さじ1
⑥ゆず胡椒…小さじ1
⑦塩コショウ…少々
~作り方~
1,①と②をみじん切りにする(おろしにするとタレがサンチュから漏れやすくなります。)
2,1と③~⑦を混ぜ合わせる。
★具材と調味料は絡まる程度がベストなので、ポン酢は入れすぎないのがポイントです。
~ナンプラーソース~(味変に最適です)
①ワインビネガー…25㏄
②ナンプラー…50㏄
③オリーブ油…25㏄
④オイスターソース…小さじ1
~作り方~
1,全て混ぜ合わせる。
★酸っぱいのが嫌いな方は、ナンプラー×オイスターソース×はちみつ(大さじ2×大さじ2×大さじ1)
~サンチュドレッシング~(サンチュに合うソース!ごま油ソースの味変に!)
①太白ごま油…30㏄
②ごま油…20㏄
③酢…20㏄
④白ごま…小さじ1
⑤味の素、塩コショウ…少々
~作り方~
1,全て混ぜ合わせる。
★太白ごま油は生のまま絞ったごま油のことです。もし太白ごま油がなければ、サラダ油とごま油、半々で作って下さい。
太白ゴマ油を知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。👇
まとめ。。。
定番のサムギョプサルは、準備する具材が少ないので焼肉より簡単に作ることができます。
ご家庭で作ることでコストも安価で抑えることができます。
普段の焼肉に飽きた時は、ご自宅で是非サムギョプサルを作ってみてください。
サンチュに挟んで食べることが定番ですので、野菜をたくさん摂取できるのもいいですね。
焼肉に比べて具材が少ないので、お好みで具材を追加して作るのがオススメです。
サムギョプサルは、豚バラ肉の脂がかなり出るので、サムギョプサル用のプレートを買って作るのが、失敗なく作れます。
是非皆さんも焼肉のバリエーションとしてサムギョプサルを楽しんでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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