料理研究家、料理大好きフッくんです。
子供から大人まで大人気の焼きそば。
その中でも、たらこ焼きそばは聞きなれないかもわかりませんが、たらこパスタの麺を焼きそばに変えた感じですよね。
庶民的な料理であるソース焼きそばだけでも少し具材を変えるだけで、いろんなバリエーションの焼きそばが出来ますが、たらこ焼きそばの定番の具材は何もないイメージですが、合わせれる具材は沢山ありますよ。
焼きそばで作れたら、スパゲッティのように湯でる時間がないので時短で作る事が出来て、たらこさえあれば手軽に作れるのも魅力です。
シンプルながらに、味付けもひと工夫で、美味しい焼きそばが仕上がりますよ。
そんなたらこ焼きそばの定番具材から変わり種まで紹介します。
また、マルちゃんの焼きそばのように付属ソースがある場合はいいですが、ない場合のそばだけでの作り方のコツや味付けをご紹介します。
まずは基本から!基本的なたらこ焼きそばの具材
①たらこ
たらこ焼きそばの主役となるたらこ。たらこ焼きそばには欠かせない具材です。
たらこのスパゲッティーの素もありますが、値段も高いので、生たらこを使う事でも美味しいたらこ焼きそばが出来ます。
生のたらこを使うのが一番美味しく仕上がりますが、冷凍のたらこは保存期間もあり、色々な料理理に使えて生と遜色なく美味しいです。
または、たらこフレークを利用すると便利ですよ。
生のたらこに比べて、賞味期限も長いので、あったら重宝しますよ。
②明太子
明太子はたらこに比べて、入手しやすいのが特徴ですね。生の明太子はもちろん、色々な明太チューブもあり、たらこより入手しやすいので、たらこの代わりに明太子を使ってもいいですね。たらこと明太子は物は一緒なので、辛さだけ注意すれば、料理として代用しても問題ないと思います。
③キャベツ
たらこ焼きそばには、たらこだけで作られることも多いですが、少し寂しい時もありますよね。焼きそば麺にはキャベツを入れる事で、少しボリューム感を持たせることができますよ。
④大葉
和風の味が決め手となる大葉。たらこ焼きそばは、他の焼きそばと違って、具材がたらこだけで食べることが多いですが、大葉を切って焼きそばに絡めたり、また、トッピングとして上から添えても見た目が綺麗になります。
⑤きざみのり
たらこ焼きそばの最後のトッピングには欠かせない具材です。トッピングとして使うのも良いですが、 のりを多めに入れて和えると意外と美味しいですよ。
色んな具材を試してみよう!意外とマッチする変わり種
たらこ焼きそばの定番と言えば、たらこだけで作る事も多いですが、変わり種も沢山ありますよ。
たらこだけでも十分美味しい焼きそばですが、変わり種を加えて、色々な豪華なオリジナルたらこ焼きそばを作ってみましょう。
①豚肉…焼きそばの定番具材の豚肉!水菜と人参を組み合わせると、新感覚の焼きそばになります。またシンプルにキャベツ、もやし、玉葱、人参の定番具材に合わせて、ソース焼きそばの脱マンネリにもなります。
②牛肉…牛肉と焼きそばの定番具材を使って最後に花鰹など盛り付けてみてください。
牛肉とたらこのハーモニーはたらこ焼きそばをさらに豪華にしてくれますよ。
③ソーセージ …子供の大好きなソーセージだけでもすごく美味しいたらこ焼きそばができますよ。
バターの風味を加えて、子供が大好きな物ばかり入っていて受験勉強中ののおやつにも最適です。
また、魚肉ソーセージは安価ですので、玉葱を炒めてボリュームアップしてもいいでしょう。
④ベーコン…ソーセージもいいですが、バターでベーコンとしめじを炒めて作るとパスタ感覚の洋風焼きそばみたいになりますよ。
⑤モッツァレラチーズ…少し生クリームか牛乳を入れて、モッツァレラチーズを1㎝程の角切りにしてパスタの最後に少し混ぜ合わせるように作ってみてください。
少し溶けたチーズの焼きそばは、とても美味しいです。
具材はしめじ、玉ねぎ、キャベツなどが合わせやすいですよ。
⑥しめじ…ご自宅の冷蔵庫に、しめじがあればしめじだけでも、立派なたらこ焼きそばが出来上がりますよ。
お財布にも優しいしめじの食感とたらこのハーモニーは焼きそばとは思えないクオリティになります。
⑦玉ねぎ…玉ねぎだけでは少し物足りない気もしますが、豚肉やソーセージ、野菜であればキャベツや人参などと一緒に組み合わせるのがおすすめです。
⑧えのき茸…えのき茸はしめじと同じぐらいたらことの相性は抜群。
麺によく絡んで、えのきのシャキシャキとした食感は和風のテイストをもたらしてくれますよ。
⑨水菜…水菜を利用する時は最後にさっと和える程度で合わせると良いですよ。
水菜のシャキシャキ感はたらこパスタと間違えるほどのクオリティになりますよ。
⑩もやし…焼きそばの定番具材としてよく用いられるもやし。
お財布に優しい食材なので、たらこ焼きそばにボリューム感を持たせたい時は、定番野菜などと一緒に入れましょう。
⑪鰹節…鰹節は上からトッピングすると、和風たらこ焼きそばの美味しさがさらに引き立ちます。
⑫豆苗…豆苗もお財布に優しい具材のひとつですよね。
色合いが少し寂しいと思った時はエノキ茸などと一緒に合わせると色鮮やかなたらこ焼きそばが完成しますよ。
トッピングは鰹節オススメです。
⑬ホタテ缶…ホタテ缶は是非試して欲しい具材のひとつです。
ホタテ缶の汁も一緒に入れるだけで豪華なたらこパスタの味付けになります。
少しおろしニンニクなどを加えて作ってみてください。
お店で食べる以上のクオリティが実現しますよ。
⑭ネギ…和風の味付けでも洋風の味付けでも青ネギをトッピングすることによって、テイストが変わるので、大葉の代わりに青ネギを使ったりするとマンネリしなくていいでしょう。
また白葱を具材として、入れても美味しいです。
⑮きのこ類…きのこは万能な食材です。
比較的なんでも合わせやすいので、色々なキノコを使うことでバリエーションも増えますし、きのこだけでたらこ焼きそばを作ってもおいしいですよ。
⑯人参…玉ねぎと一緒で他の野菜と組み合わせて使うのがオススメです。
切り方をマッチ棒ほどの千切りにして色々な具材に合わせることにより、色も鮮やかになります。
⑰銀杏…銀杏は意外な組み合わせですが、銀杏が好きな方にはたまらない一品になります。
最後のトッピングに温泉玉子を乗せると、洋風と和風のハーモニーが味わうことができますよ。
⑱茄子…キャベツやしめじなど同じ具材になりがちですよね。
キャベツやシメジなど同じ具材になりがちな場合は、茄子もよく合う具材の一つなので、合わせてみるといいですよ。
雰囲気を変えたい時は茄子もよく合う具材の一つなので、合わせてみて下さい。
⑲小松菜…小松菜は炒めるのに適している具材になります。
たらこ焼きそばだけでは栄養が不足しがちですので、栄養面でカバーするには小松菜を使うといいでしょう。
冷蔵庫にチンゲン菜が余ってるよっ!という方はチンゲン菜もOK!
⑳ミックスベジタブル(冷凍枝豆、コーンなど)…冷蔵庫に野菜が何もない時など、冷凍野菜があると便利ですよ。
冷凍の魚介類と一緒に下茹でしてから、焼きそばと混ぜ合わせるだけですがボリューム感も出て立派なたらこ焼きそばに仕上がります。
㉑きくらげ…少し歯ごたえがある具材を加えたい時にはキクラゲやえのき茸は組み合わせたい具材ですよね。
色々な野菜と一緒に組み合わせることにより、栄養もしっかり取れるのでたらこ焼きそばだけでも立派な料理になりますよ。
㉒ピーマン…焼きそばでは定番具材としてよく使われる具材ですが、たらこパスタにも非常に良く合いますよ。
少し緑色を加えたい、色々な野菜の中に混ぜ込んでもいいですね。
㉓レタス…レタスチャーハンがあるように、焼きそばにも合わせやすい部材です。
水菜のように最後にさっとを加えて炒めるだけでも、食感が楽しめるので、シャキシャキ感を楽しみたい時には入れてみると良いでしょう。
㉔シーフードミックス…簡単に和えるだけで、豪華なたらこ焼きそばが作れますよ。
冷凍なので、保存も出来ますし、解凍してさっと炒めてもOK!茹でて和えてもOK!
たらこ焼きそばの美味しく作るコツや味付けについて
たらこパスタの素や、マルちゃんのたらこ焼きそばを使うと、具材を入れるだけで簡単に作れますが、本格的に美味しく作るとなれば、生たらこや切れ子を使う事が前提となります。
美味しくする3つのコツは!?
①たらこは最後に和える
たらこは最後に和える事で、美味しく仕上がります。
最初にたらこを具材として炒めるのは問題ないですが、 たらこの一粒一粒が全体に絡み合うことでとてもおいしくなります。
また全てに火が通ってしまうとパサつきが増えてしまうため味は落ちてしまいます。
②麺を水でほぐしてレンチン
少し量の水分を麺に含ませてあげることにより、最後にたらこが絡みやすくなります。
私は和風の出汁を麺に含ませて、レンチンしますが水でも問題ありません。
1玉に対して、大さじ3程のダシ(または水)で麺に絡めます。
又はさっと水で洗って、5分から10分程置いてもいいでしょう。
電子レンジで、600Wで40秒程加熱します。
③弱火より少し強めで炒める。
強火で炒めてしまうと水分が飛んでしまうため、たらこ焼きそばには不向きです。
具材を入れてしっかりと炒めて食べれる状態にします、そこに麺を加えてさっと和えます。
それでもパサついている場合は水を足して炒めましょう。
最後にたらこを和えます。
基本のたらこ焼きそばの基本レシピと味付けについて
~基本レシピ~
~基本材量~
・有塩バター…15g(オリーブオイルで代用してもいいです)
・たらこ…25g
・白ワイン…小さじ2
・ダシの素…4g(コンソメ、鶏ガラスープで代用可)薄味がいい場合は3g
・大葉…3枚
・塩胡椒…適量(基本は入れず、味を調整)
・刻みのり…適量
・ダシまたは水…大さじ3~4
~作り方~
~作り方~
下準備
焼きそば麺は、ダシまたはほぐしてレンチン(600Wで40秒程)。大葉は、2㎜幅に千切りにする(または1㎝の角切りにする。) たらこは、薄皮から身を取り出しほぐしておきます。
①…大葉は、千切りまたは角切りにする。
②…フライパンか鍋を温め、有塩バターをひく。
③…具材があれば弱火で食べれる状態まで炒め、焼きそば麺を入れ全体がほぐれるように混ぜて中火で1分ほど炒めます。(水分がなかったら、水(分量外)を足しましょう)
④…たらこと調味料を入れ、味が馴染むように混ぜ合わせます。
⑤…器に盛り付けてトッピングをのせて完成です。(大葉は1㎝の角切りであれば混ぜ混んで軽く火を入れましょう)
~味付けのポイント~
①隠し味として、オイスターソース、薄口醤油、ウェイパーを使うと味に深みがでますよ。
②たらことマヨネーズを和えて上からかけて、食べても美味しいですよ。
③魚介類と組み合わせた場合は、おろしにんにくを少々加えると味に変化が出ます。
④たらこパスタのレシピですが、バター、たらこ、おろしにんにく、アンチョビ、生クリーム、生パセリのみじん切りを入れて作ると本格的なたらこ焼きそばに出来ますよ。
★アンチョビは塩分が強いので入れすぎると塩辛くなるので注意してくださいね。
たらこ焼きそばの禁断メニューたらこそばめしの作り方
男性や学生さんなど良く食べる方は、焼きそばだけでは物足りない場合も多いと思います。
たらこ焼きそばに、ご飯をトッピングするという炭水化物×炭水化物の禁断のメニューです。
たらこパスタの素でも美味しいですが、生のたらこで作ると絶賛する美味しさですよ!
また、焼きそばではなく、うどんでも美味しいです!
①焼きそば(蒸し)…1玉
②ごはん…100g
③たらこ(または明太子)…35g
③玉葱…30g
④大葉…4枚
⑤人参…15~20g
⑥バター…20g
⑦醤油…小さじ1
⑧塩胡椒…少々
⑨出し汁(鰹と昆布の白だし45㏄に小さじ1のダシの素を入れる)…大さじ2(または水45㏄と小さじ1のダシの素)
⑩青ネギ(または白ネギ)…適量
⑪刻みのり…適量
①…たらこは薄皮から身をほぐしておきます。大葉は軸をとってみじん切りにする。
②…玉ねぎ、人参を粗みじん切りにします。
③…大葉を粗みじん切りにします。
④…中華麺は2cm幅にカットします。(袋から押すように包丁で切るとまな板が汚れません)
⑤…熱したフライパンに有塩バターを溶かし、②を炒めてしんなりしてきたら、ご飯、④を入れてほぐしながら炒めます。(ほぐれにくい時は、だし汁で硬さを調整)
⑥…①のたらこを入れ、弱火で炒め合わせ、だし汁を加えて、全体になじんだら火から下ろします。(大葉を角切りにしたら、この時点で入れて混ぜ合わせる)
⑦…器に盛り付けてトッピング(青ネギ、刻みのり)をして完成です。
(お好みでマヨネーズ入れてみて下さい。)
~ポイント~
①ダシの素をコンソメや鶏ガラスープ素での代用OK!
②強火で炒めると失敗するので弱火から中火で調整しましょう!
③そばを電子レンジ600Wで50秒ほどレンチンすると混ぜやすくなります。
④お好みでこしょうをかけると好きな方にはたまらないですよ。
そばめしを上回る美味しさですよ。簡単に作れますので、動画も参照にして是非作ってみて下さいね👇
そばめしのうどんバージョンはこちらの記事を参照して見てください。
まとめ。。。
たらこ焼きそばはシンプルなイメージがありますが、色々な具材を合わせることで多種多様なたらこ焼きそばができることがおわかりいただけたのではないでしょうか。焼きそばといえばソース焼きそばが定番ですが、蒸し焼きそばやゆで焼きそばを使えば、お財布に優しい焼きそばが何種類も作ることができます。たらこパスタがあるように、味付けもひと工夫することによって本格的なたらこ焼きそばを味わうこともできますよ。たらこ焼きそばでは、栄養が取れないので、変わり種の具材を組み合わせることで栄養も補填できるのが魅力ですね。たらこパスタもいいですが、たらこ焼きそばの、和風と洋風のコラボレーション、バリエーションを是非増やしてみてはいかがでしょうか。
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