料理研究家、料理大好きフッくんです。
しゃぶしゃぶの具材は、沢山あるので、何にしようか迷うことも多いですよね。
だしやタレにこだわれば、野菜だけの具材だけも、いつものしゃぶしゃぶもより楽しむ事が出来ますよ。
今回は、定番から変わり種野菜だけに絞って、ご紹介したいと思います。
野菜を上手に、美味しく食べる事が出来たら、メインがあれば、さらにしゃぶしゃぶは、より美味しくなります。
では、いろいろなしゃぶしゃぶの野菜の具材について詳しく見ていきましょう。
しゃぶしゃぶの野菜具材を一斉特集
※野菜以外の豆類、海藻類、菌類(きのこ)も一緒に記載しています。
定番野菜は何がある?
①白菜
全ての鍋料理、全ての葉物野菜の中でも、 相性抜群なのは白菜です。根元は、シャキシャキして、葉先は、滑らかで柔らかく、食感が変わるのが特徴的です。白菜は、様々なスープを使っても、それぞれのスープの旨味を吸収してくれるので、鍋料理には欠かせない食材です。白菜はカロリーも少ないため、たくさん食べられ、ご自宅で使い道に困っても、
鍋料理に使う事で、かさも減りたくさん消費出来ます。
またしっかりスープを作れば、肉や魚がなくても主役にすることもできます。
白菜をピーラーで薄く剥いて、しゃぶしゃぶにすることによりシャキシャキとした食感を楽しめるし、いつも通りに切って、鍋に入れればしっとり柔らかい食感を楽しむことができます。
②白ネギ
薬味として人気があり、殺菌作用のある白ネギ。
長ネギとも呼ばれるますが、結論全く同じ野菜です!
鍋料理には、長ネギも欠かすことが出来ません。
白葱は、そのまま食べると辛味がありますが、茹でたり火を通す事で、甘みやとろみが出るので、とても美味しくなります。
白ネギは、色々な食材の引き立て役になるので、鍋料理にはオススメの食材です。
③キャベツ
しゃぶしゃぶのオススメの具材としてキャベツも美味しく食べれます。レタスが苦手という方はキャベツを代用するのもいいですね。焼肉でキャベツを生で食べるのが苦手な方でも、しゃぶしゃぶをすることによって食べやすくなります。キャベツは、トマトスープなどのイタリアン系のしゃぶしゃぶや豆乳しゃぶしゃぶなどをする場合には特によく合います。キャベツは甘みが強く、クセが少ないので子供なども食べやすいのでオススメです。 またキャベツは、外葉2枚分で、1日に必要なビタミンCが半分取れるので、風邪やインフルエンザの予防などにもなるので、毎日食卓に取り入れたい食材です。
④もやし
もやしは、主婦の味方で、価格が一年中安定していて、お財布に優しいもやし。
鍋料理の定番具材として、シャキシャキの食感のもやしは欠かせません。
なんといっても、かさ増しが出来るので、良く食べるお子様がいるご家庭などでは、ボリュームが出るのでおススメです。
⑤豆腐
豆腐の鍋料理によく使われる食材ですが、しゃぶしゃぶに合わせても抜群の相性です。食感もなめらかな絹ごし豆腐は、美味しいですが、 鍋からすくいあげるときに崩れたりするので、煮込んでも崩れにくい木綿豆腐や焼き豆腐を使うとスムーズに食べることができますよ。少しの差ではありますが、作られる工程により木綿豆腐の方が絹ごし豆腐よりも栄養価が高いので、少ししか食べれない方などは木綿豆腐を選ぶと良いでしょう。
★絹ごし豆腐を少しでも荷崩れさせない方法を少し解説します。
- 豆腐を容器から取り出して、横から切れ目を入れて半分に切ります。(もともと正方形であれば、そのままでいい。)
- そこからピザやホールケーキを切り分ける感じで、縦横斜めと切ると、綺麗に三角形のお豆腐ができます。
- また、鍋に塩を入れて塩水(海水ぐらい)に20分ほどつけて、一度ボイルしてから、鍋に入れる事でも荷崩れ防止できますよ。
- 煮込み時間が少ないと崩れやすいので、少しでも長く茹でましょう。
⑥昆布
昆布だしのダシとして使われる昆布ですが、そのまま取り出し、食べやすい大きさに切ってそのまま再度鍋に入れて食べるのもおすすめです。昆布を入れることで、
- ミネラル
- 色素成分「フコキサンチン」
- 旨味成分「グルタミン酸」
- 水溶性食物繊維
が含まれており、 糖質、脂質、コレステロールなどを抑えてくれ、日本人が摂取しがちな塩分も体外に排出してくれます。栄養面においても、摂取するのがオススメです。
⑦キノコ類(シイタケ・しめじ・エノキ)
鍋料理に欠かせない定番具材のきのこ類。
しいたけは、軸をとって、しめじやしいたけは小房に分けて仕込みます。
しゃぶしゃぶをする前に、鍋に入れて煮込んでおくのがベストです。
きのこはヘルシーで、野菜と変わらないほどの栄養素もあるので、きのこ類はしゃぶしゃぶには絶対入れておきたい食材です。
きのこをを煮込むことにより、旨味みもプラスされ、鍋全体が美味しくなります。
特に野菜だけで鍋をする場合などはきのこは欠かせない具材と言えるでしょう。
野菜の変わり種は何がある?
野菜の変わり種として、次のようにご紹介していますが、定番であっても変わり種であってもしゃぶしゃぶをするには、人それぞれの定番があると思います。
しゃぶしゃぶをするにあたって、里芋やオクラ、モロヘイヤなどのぬめりがある野菜を使う時は鍋全体がとろみが付いてしまうのであまりオススメはできません。
その他、定番具材以外にどういった野菜がしゃぶしゃぶに合うのか、ご紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
- 野菜 変わり種
※
野菜以外の芋類、菌類(きのこ)も一緒に記載しています。
①キノコ類(舞茸、なめこ)
②豆苗
③大根
④春菊
⑤パクチー
⑥れんこん
⑦トマト、プチトマト
⑧かぼちゃ
⑨ジャガイモ
⑩ズッキーニ
野菜だけをピックアップしていますが、その他にも、しゃぶしゃぶに合う変わり種は、沢山あります。
しゃぶしゃぶでの野菜は、生でも食べられる具材は、火を通しすぎず、薄くスライスして、食感を楽しむのもオススメです。
しゃぶしゃぶの野菜の変わり種やその他の変わり種については、 別記事に詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。 👇野菜変わり種の詳細はこちら👇
メインとして使える野菜もあったりする
①レタス
レタスはレタスがメインで活躍する事が出来ます。メインと言えば、肉、魚と思いますが、レタスは、レタスしゃぶしゃぶで、ダシや付けだれを工夫すれば、野菜だけでも美味しく食べる事が出来ます。
レタスがメインになる場合は、ニンニク、生姜が入った鳥がらスープベースの物が一番良く合うと思います。
合わせダシに、ニンニクもよく合います。
付けだれは、コチュジャンベースのタレ、ゴマダレ、ポン酢にもみじおろしなど、味がしっかりしているものとよく合います。
レタスの詳しい内容は、別記事に詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。👇
野菜の切り方、食べ方だけでもしゃぶしゃぶは美味しくなる
鍋の中でも自分で、しゃぶしゃぶしながら食べる鍋は、最高の美味しいですよね。
寒くなってきたら、家族の間でも鍋の頻度が増えてきますよね。
肉や魚だけをこだわるのではなく、野菜の具材のチョイスや切り方や食べ方、スープの選択で、美味しいしゃぶしゃぶを作る事が出来ます。
- 野菜だけでも美味しくさせるコツ
①野菜は、薄くカットして、火が通りやすくする
②昆布だしを取るときは沸騰させない
③野菜だけの時は、鶏がらスープで作る
④粘りがある野菜は、控えめにする
⑤鍋から出たアクは、きっちり取る
⑥牛肉、豚肉、魚介類をしゃぶしゃぶする場合は加熱しすぎない。
~解説~
①普段の鍋と同じように煮込むこともいいのですが、野菜をメインでしゃぶしゃぶする時などは、野菜を薄くカットすることにより、シャキシャキ感の食感を楽しむことができます。
②和食の基本として、昆布だしが沸騰直前で昆布を上げることが基本です。
昆布を入れっぱなしで煮込むことにより、昆布の粘りや昆布の風味がなくなるので注意しましょう。
少し手間ですが、昆布を具材として食べる場合は、取り出した昆布を、食べやすい大きさに切って別鍋で茹でるのがオススメです。
③肉を入れることにより、ダシに移る肉の旨味のバランスが整います。
野菜だけでしゃぶしゃぶをする場合は、肉や魚の旨味がないので、鶏ガラスープや合わせダシなどの動物性のスープにすることで、ダシにコクや旨味のバランスが整うようになります。
④ オクラ、モロヘイヤ、里芋、空芯菜、などの粘りがある野菜を、たくさん使ってしまうと鍋全体がドロドロとしてしまうので、入れすぎないようにしましょう。
⑤特に肉のしゃぶしゃぶをする場合は、アクがたくさん出るので、アクをこまめに摂ることで、臭みや苦味などを防ぐことができます。
⑥肉を加熱しすぎると、固くなってしまうので、2回から3回ほど出汁にくぐらせることでやわらかくしっとりした食感になります。
ただ、牛肉以外の肉をしゃぶしゃぶする場合は、しっかりと火を通す必要があります。
- 切り方で美味しくなる
葉物野菜のカット方法
…葉は、手でちぎるか、食べやすい大きさにざく切りにする。
根元は適度な長さのカットします。
白菜の場合は、白菜の軸を、薄くそぎ切りにするか、ピーラーで薄くむくようにカットする事で、しゃぶしゃぶにすることが出来ます。
根菜類のカット方法…出来るものは、薄切りにする、または、一度下茹でする。鍋のように煮込むのであれば、好きな大きさにカットして、最初に入れて煮込みましょう。
ネギは斜め薄切りにしてしゃぶしゃぶに、1㎝程に切って、鍋のように煮込んでもいいでしょう。
もやしは袋から出して、さっと水で洗います。
きのこ類のカット方法…きのこ類は石づきを取って、小房に分けましょう。あまり細かくすると、救いづらくなるので、ある程度の塊にしましょう。
その他のカット方法
例えば、大根、人参、ジャガイモ、ズッキーニなどは、ピーラーを使って薄く剥いて水にサッとさらせば、簡単にしゃぶしゃぶの野菜にすることが可能です。
イメージで、ヒラヒラしたリボン状になるので、さっとお湯に通すだけで、野菜のほどよいシャキシャキ感を残すことが出来ます。
この切り方であれば、野菜が苦手なお子様でも、食べれくれるようになるかもしれません。
しゃぶしゃぶするのは、肉や魚だけでいいよっていう方は、野菜をある程度均等な大きさに切って、鍋のように煮込むのもありでしょう。
- 美味しい食べ方は?
鍋にダシやスープを沸騰させたら、白菜や根菜などの煮えにくい野菜を入れます。
沸騰してきたら、肉や魚を2回ほどしゃぶしゃぶして食べていきましょう。
また、水菜や春菊、豆苗など、さっと茹でれるものは、メインのしゃぶしゃぶの前に入れて、肉や魚と一緒に食べましょう。
次に、火が通りやすい、
白ネギ、もやし、葉物野菜、きのこ類
は、食べる分だけその都度入れていくようにしましょう。
軽く茹でるだけで食べられる野菜は、長時間、煮込すぎて、クタクタになってしまわないように気をつけてくださいね。
クタクタが好きな方や高齢者の方は、じゃがいもやカボチャなど溶けない野菜以外はあらかじめ入れて煮込んでもいいですね。
肉と魚がなくても、野菜だけでも、工夫する事で美味しく頂けます。
例えば、ダシや付けだれを肉や魚ベースの物にするとヘルシーで、沢山食べる事が出来ます。
物足りなくても、最後に雑炊や、麺類を入れる事でもヘルシーでもがっつり食べる事が出来ます。
その時が、卵だけでもあれば、十分満足できます。
しゃぶしゃぶは、肉や魚介類がメインと思われがちですが、野菜を上手に組み合わせたり、スープやつけだれを工夫することで、ヘルシーで栄養面においても、野菜不足という悩みが解消されます。
是非皆さんも、色々なしゃぶしゃぶを試してみてくださいね。
まとめ。。。
この記事ではしゃぶしゃぶの野菜を中心にご紹介しましたが、工夫次第ではたくさんの野菜を組み合わせることができますよね。しゃぶしゃぶといえば、肉と魚をメインと思うと思いますが、野菜だけでも工夫することにより、野菜をたくさん取ることができるので、野菜不足も解消してくれます。皆さんも、是非バリエーション豊富なしゃぶしゃぶをメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。野菜以外のしゃぶしゃぶのバリエーションを他にも色々紹介していますので、こちらの記事も是非参考にしてみてくださいね。👇
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