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デイサービスでのゲームレク特集!簡単なものに絞ったおすすめ15選

この記事は約12分で読めます。

レクリエーション介護士のフッくんです。

人の心と体には、加齢とともに変化が生じます。 

高齢者になっていくと、徐々に、生活上必要な事が自分自身でできにくくなったり、外出する事が面倒になったり、自分らしく生きていくことが困難になってきます。

運動を行う機会自体が減ってしまうということが大きな課題なのではないでしょうか。

結論、 運動しなければどんどん筋力の低下にもつながるので、 楽しくできるようなそんなレクリエーションができることが望ましいですよね。

オススメのゲーム感覚で出来る、ゲームだけのレクリエーションから、 注意することなどを踏まえ、色々な視点から見ていきましょう。

高齢者が何故ゲームレクリエーションが必要なのか?

近年、介護を必要とする高齢者が増加してきています。介護現場でのレクリエーションの重要性も高まってきています。高齢者は自分の体が衰えてきたことを自覚しているが、運動することに対して消極的な方が多いのが現実です。このような高齢者が、快活な生活を送るために、 介護レクリエーションが重要であるという考え方が広まってきています。例えば絵を描くのが得意な人であったり、自分の得意なレクリエーションに参加することで、参加者全員に褒められたりすると、生きる喜びや精神的な充実を感じることができますよね。このQOLを高めることができるレクリエーションは、最適な手段と言えます。

 

✔check

QOL=生活や人生の質・・・「生きがい」や「満足度」という意味

ADL=日常生活動作・・・日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のこと

高齢者がレクリエーションをするメリットとその効果

ゲームレクリエーションのメリットは何なのか?

高齢者に楽しんでもらうレクリエーションを行うには、レクリエーションをアレンジすることが大切です。レクリエーションにゲーム性を取り入れてアレンジする方法は、「楽しい」と思うことにより、レクリエーションのマンネリ化を防ぐことができます。みんなでワイワイ楽しめるゲーム感覚で行うと、 運動が苦手な高齢者の方々も無意識の中で運動機能の改善に役立てることができます。人によっては、体を動かしたり、リハビリと言う概念が嫌いな高齢者も多数おられます。そのような問題を解決するものとしてゲーム性のあるリクリエーションが効果をもたらすことができます。

ゲームレクリエーションをすれば、どんな効果が生まれるのか?

介護現場では、色々なレクリエーションが行われています。 運動レク、脳トレ、カラオケのレク、指先を使ったレク、 料理レクなど色々なレクリエーションが存在します。これらのレクリエーションは、個別レクリエーションでできるレクリエーションです。ゲームレクは、複数人数ですることが必要になるため、高齢者自身が、交流を図ったり、新たな人間性を発見することもできます。また、 ゲームレクは、脳が活性化するため、介護予防や、機能回復、認知症の効果も期待できます。 ゲームは複数人数でコミュニケーションをはかることができ、 精神状態の改善も期待できます。

ゲームレクオススメ3選とその他のオススメゲーム

①これは、どこの言葉?方言当てゲーム 

愛媛県の方言で「もう終わったからそろそろ帰ります」➡もうすんだけん、そろそろいんでこわーい」。これは何という意味? どこの言葉? 方言を聞いて、どこの言葉なのかを当てるゲームです。高齢者の中には子供の頃使っていた方言を忘れてしまった人もいることだと思います。 そんな記憶を呼び覚まし、また、知らない地方の方言を知って、お互いに親しみを持ってもらいます。 参加している人が嫌でなければ出身地の言葉で話してもらうとすごく楽しくなる雰囲気になります。準備として、個人情報には十分注意して、参加者の出身地や、住んでいたことのある地域を調べたり、その地方の方言を使った短文のカードを沢山用意しておきます。

②マジックの種明かし誰でも簡単マジックショー

私自身がマジックをすることから、いつも取り入れているゲームレクのひとつです。ひもや割り箸を使った簡単な手品を体験してもらいます。手品をする側としても、見る側としても楽しむことができるので、誰にでもできてのオススメのゲームレクです。最初に高齢者の方々に手伝ってもらって簡単な手品をいくつか披露します。次に参加者の中から指名した人にマジックの種明かしをし、 全員の前で披露してもらいます。最後に全ての種明かしをして全員に体験してもらいます。 準備

①相撲に指輪に紐を通します。

②指輪に通した紐のはに紐の両端を通します。

③通した紐を引っ張り紐で指輪を結びます。

④しっかり結び目を参加者に見せましょう。

⑤参加者の一人に紐の端を持ってもらいます。

種明かし

①種明かしをします。

②結び目に見える部分を指輪の下まで引くと・・・

③簡単にほどけてしまいます。

④後はひもを引くだけです。

③お茶の銘柄を当て茶王

2~3人のチームを作り、介護士が用意したお茶を飲み何のお茶かを当てるゲームです。

介護士が紙コップにお茶を注いで配ります。

参加者は楽しみながらお茶を飲んで、何のお茶かを考えます。

チームで話し合いをしてお茶の種類を紙に書きます。

「せーの」のかけ声で、チームの代表が、答えを書いた紙を掲げます。

たくさん当てたチームが勝ちです。

お茶のほか、ジュースなどを使っても楽しむことができます。 

その他のオススメゲーム12選

①シニア向けイントロクイズ

参加者の高齢者が、楽曲の冒頭部を流してその曲名を当てるクイズです。

歌の曲を聞かずに歌の歌詞のキーワードを書いて、何の歌か当ててもらうということも、 いいですが、 音楽を流しても臨場感があって、いいと思います。

イントロクイズpart1

イントロクイズpart2

②ジェスチャーゲーム

表現力と観察力があればできるジェスチャーゲーム。
介護士が身振り手振りで、ジェスチャーをし参加者が何を表現しているのかを当てるゲームです。

色々なジェスチャーをしてみましょう。 これの応用編としてジェスチャーゲームの伝達リレーというのもあります。 ジェスチャーを次の人へと伝えて、最後の人が答えるというゲームです。

③洗濯ばさみ色選択

2種類の色の洗濯バサミと、人数分の割り箸と2種類のかごを用意します。
テーブルの上に2色の洗濯バサミの山を作り、その山を囲むように参加者を座らせて職員がスタートの合図で参加者が、洗濯バサミをつまんで行きます。
つまんだ洗濯バサミを2種類のかごに赤色なら赤のかごに、青色なら青のかごに入れ、介護士がストップと終了の合図をした時に、一番多く洗濯バサミがかごに入っていた人が優勝です。洗濯バサミを指定と違う色のかごに入れた場合はその個数分原点となります。
スピードと正確さが重要となる面白いゲームです。

④紙飛行機を作って飛ばそう!

チームに分かれて紙飛行機を作り、作った紙飛行機を飛ばして、飛行時間や飛行距離を競い合うゲームです。特に男性の高齢者の方が活躍できるレクリエーションです。紙飛行機の作り方はどのような作り方でも構いませんが、参加者が知らない場合は、職員が教えてあげましょう。時間制限をして、 色々な種類の紙飛行機を作ることを競い合っても面白いゲームです。
本などをみて、色々な紙ヒコーキを作ってみましょう。

⑤ボール渡し

二人一組でのバスタオルを準備し、風船を一つ膨らませておきます。参加者のペアを作り、 バスタオルの端と端を持ちます。 ふたチームを作り、バスタオルに膨らませた風船をのせ、二人一組のペア画隣のペアに、順々に、 風船が落ちないようにバスタオルを渡していくゲームです。 風船を落とさないように気をつけて、一番早く反対側のペアまで移動させたチームが優勝というゲームです。風船をボールなどに変えたり、 バスタオルを二つ折りにして幅を狭くしたりして、その施設にあった参加者の元気度に合わせたボール渡しをしてみましょう。

⑥バスタオルシューティングゲーム

サッカーボールほどの大きさの軽いボールを用意しましょう。ボール渡しの応用のゲームです、二人一組がペアーとなり、バスタオルの端と端を持ちます。中心に置いたボールを乗せて振り子のようにボールを投げて点数を競うゲームです。その先にボックス又はカゴを7個ほど1点、10点、50点、-1点、-10点、やり直し などの箱を作っておき、 その中にボールを入れて点数を競い合います。ボールなどはあまり跳ねないものを使用する方がいいです。弾いてしまえばしまうほどゲームにならなくなるので、クッションボールみたいなのがおすすめです。

⑦ペットボトルのフタでおはじき

ペットボトルの蓋を使ったおはじきのゲームです。ペットボトルの蓋を利用することで、市販のおはじきよりも大きくて軽いので、 高齢者の方でも簡単に弾くことができます。重要なのは、ペットボトルの蓋は色を塗り分けて、それぞれの蓋が、一目でわかるように準備します。自分の蓋で相手の蓋おはじき、弾いたら相手の蓋を取るというルールは、高齢者が子供の頃に多くの人が遊んだ時のおはじきと同じルールです。ペットボトルの蓋は最低40個用意し、油性ペンなどで4種類に塗り分けておきます。

⑧ビンゴ

ビンゴゲームといえば、 子供から大人まで幅広い年代で行われているゲームです。 普通の番号 に穴を開けていくビンゴがいっぱいですが、ここではピンポン玉と 業務用の卵のパック手でのビンゴを紹介したいと思います。 業務用の紙パックを縦5個分、横5個分に ハサミでカットします。ピンポン玉を25個用意し、 入ったピンポン玉が揃えばビンゴとなります。 初音のビンゴと違って体を使うことがトレーニングとなるのでおすすめのゲームレクです。

⑨積んで、のせて、ピラミッド

カップスタックスとも言われています。スポーツの一分野にもなっているゲームで、紙コップをピラミッド型に積み上げ、元に戻すまでの時間を競い合うゲームです、集中力が高まり、両手の指先を素早く動かすので、介護予防にもつながります。紙コップで用具を作り、 コイン勝ち抜き戦や、チーム対抗戦などで、時間を競い合いましょう。指先が思うように動かなくなった人のリハビリとしても有効なゲームレクです。足腰が悪い人などは座ったままできるのも魅力的です。

⑩絵で伝える伝言ゲーム

少し難しいレクリエーションですが、言葉の代わりに餌で伝えていく伝言ゲームです。最後はどんな絵になるのでしょうか?答えが正解だったら嬉しい気持ちになったり、間違っていたら笑いが生まれるそんなレクリエーションです。伝言するものは、 講師が写真を用意します。最初の人は写真で見たものを絵に書いて、隣の人に伝えていきます。注意点としては簡単な絵を描くことが難しくなければ参加することが可能です。絵を描くことが難しい人には、職員が何を書きたいのかを聞き出して角野を解除することも必要です。

⑪牛乳パックでジェンガ積み木

まず牛乳パックを平べったくして、1㎝幅に切って行きます。布や色紙、はさみ、のりなどで飾りつけをし、 ジェンガとして使用します。牛乳パックなら音もせず安全なので、高齢者の方でも安心してゲームをすることができます。ジェンガを参加者が順番にどんどん積み上げていき、ジェンガのバランスが崩れて倒れたら負けとなります。2~3人くらいのチームを作って、どちらが最後まで倒れないかを、競い合ったりしても楽しいと思います。

⑫体内時計とはかりゲーム

人が持っている時間や空間の感覚は、人によって様々です。
その感覚はどれだけ違うのか、意外な発見に不思議さを覚え、また正確さを競って楽しむゲームです。職員が「スタート」と言ってストップウォッチを押します。
5秒たったと思った人には、一人ずつ合図をしてもらい、その時に職員がストップウォッチを止めます。10秒、20秒などの進行具合によって調整していきます 。
職員が参加者の実際の秒数を発表し、一番正確なタイムに近い人に拍手をして終わります。はかりゲームは、100gほどお皿に小豆を盛り付け、 参加者全員に配ります。
職員が指定したグラム数を参加者に掴んでもらいます。 全員の参加者の掴んだ小豆の量を測って発表し、 職員の指定したグラムに一番近かった人に拍手をして終わります。

ゲームレクリーエーションの選択肢の見極め方。

運動レク、手先・指先を使う(工作など)、頭を使う脳トレ、気持ちをリラックス・リフレッシュするレクなどがありますが、楽しさを引き出し継続できるレクリエーションを提供するポイントは、高齢者が楽しいと感じる共通の項目をレクレーションの中に盛り込むことが大事です。

高齢者の状況に合わせながら活動の内容を設定していくことが大切です。 

レクリエーションを行う際の注意点

①安全に配慮する

楽しい半面 目が行き届かず、事故を起こしてしまうケースもあるので注意が必要です。人手不足など避け、 職員の目が届く範囲でのレクを心がけましょう。

② 共有感覚の喚起

参加者が個人の作業に集中してしまうことがあります。
その状態を放置すると、せっかくの集団レクリエーションが個別レクリエーションと変わらなくなってしまうのでアイスブレイクを上手に取り込みながら参加者に「素敵な時間を仲間と共有できた」という感覚を持ってもらえるような場づくりを行うことが大切です。

③話し方の工夫 

ゲームレクの場合は語りかける対象が何人もいるので参加者の中の誰か一人に向かって話しかける時は 、誰に向かって話しかけているか皆が分かるようにすることが重要です。 またゲームの内容によっては子供っぽく感じて自尊心を傷つけてしまったり、 対戦ゲームであれば、負けたことの悔しさによる自尊心を傷つけることもあります。 言葉のメリハリを利かせながら繰り返し話しかけたり、簡単で分かりやすくゆっくりとした口調で語りかけたりする工夫が必要です。

④無理強いはしない

参加したくない高齢者を無理に参加させるのもよくありません。 高齢者の方の意見を尊重することも重要です。

✔check

アイスブレイクとは参加者の硬い心(アイスな状態)を柔らかくほぐして(ブレイクする)心のバリアを取り除き、和気あいあいとした楽しいムード(雰囲気)を作り出していくこと。

まとめ。。。

レクリエーションには壊れたものが作り直されること疲労回復して元気を取り戻すことなどといった意味があるように、高齢者にとって生きていく元気を再び作り出す活動こそレクリエーションではないでしょうか。レクリエーションは娯楽や余暇だけの意味ではなく、生きていく元気を再び作り出す活動です。また日々の生活の中に生きる喜びと楽しみを見出していくための活動として捉えることも重要なのではないでしょうか。ゲームレクは、機能的回復や介護予防のために 実践していくことは、QOLやADLを高めるためにもいいので、 是非現場で色々なレクリエーションを試してみてはいかがでしょうか。

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