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レモンの保存方法!長持ち・冷凍・塩レモンを料理人20年が完全解説

レモンの保存方法
この記事は約9分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

料理やドリンクをさわやかにしてくれる、レモン🍋 でも「すぐ乾いて固くなる」「カビが生えた」「1個使い切れない」と、保存に困ること、ありませんか?

この記事では、料理人20年・栄養士でもある私が、レモンを長持ちさせる保存のコツをお答えします。

  • レモンを長持ちさせたい
    冷蔵で乾燥を防いで保存する、コツをお伝えします。
  • 皮も果汁も無駄なく使いたい
    冷凍で皮も果汁も活用する、やり方を紹介します。
  • 保存食にしたい
    塩レモンやはちみつレモンなど、日持ちする保存食を紹介します。
  • 鮮度の見分け方を知りたい
    新鮮なレモンと、傷んだレモンの見分け方をお伝えします。

結論から言うと、レモンは「乾燥を防いで冷蔵、使い切れないなら冷凍」が保存の基本です。冷凍すると皮も果汁も無駄なく使えて便利ですよ🍋

レモンの保存の基本

レモンの保存の基本

レモンは乾燥に弱く、置いておくとすぐに水分が抜けて固くなります。まず基本を押さえましょう🍋

  • 基本は冷蔵で乾燥を防ぐ
    レモンは乾燥に弱いので、ポリ袋やラップで包んで野菜室へ。まるごとなら2〜4週間もちます。
  • 涼しい時期は常温も可
    冬など涼しい時期は、風通しのよい冷暗所で数日〜1週間ほど。暖かい時期は冷蔵がおすすめです。
  • 使い切れないなら冷凍
    まるごと・輪切り・果汁・皮のすりおろしと、いろいろな形で冷凍でき、皮も果汁も無駄なく使えます。
★現役料理人のコツ:レモンは「皮も果汁も」使い切る🍋
現役料理人として、まずお伝えしたいのがレモンは皮と果汁の両方が使えるということです。果汁は料理やドリンクに、皮はすりおろして「ゼスト」にすると、料理や菓子の風味づけになります。皮を使うときは、防カビ剤やワックスが気になるので、国産の無農薬・ノーワックスのものを選ぶか、よく洗ってから使うと安心です。輸入レモンの皮を使う場合は、塩でこすってからぬるま湯で洗うとよいでしょう。1個まるごと、皮も果汁も使い切れると、香りも栄養も無駄になりません。使い切れないぶんは、冷凍しておくと便利ですよ。

レモンの冷蔵保存(まるごと・カット)

レモンの冷蔵保存のコツ

レモンを冷蔵で長持ちさせる方法を、まるごととカットに分けて紹介します🍋

  • まるごとはポリ袋で乾燥防止
    1個ずつラップかポリ袋に入れて、野菜室へ。乾燥を防いで、2〜4週間ほどみずみずしさを保てます。
  • カットは断面をラップ
    使いかけは、断面にぴったりラップをして保存容器へ。乾燥を防ぎ、2〜3日で使い切りましょう。
  • 輪切りは重ならないように
    輪切りは、ラップで包むか保存容器に平らに並べて。早めに使い切るか、冷凍するのがおすすめです。

※野菜や果物の鮮度保持袋に入れると、レモンの乾燥を防いで長持ちさせやすくなります。1個ずつ包むのに便利で、みずみずしさを保てます。レモンはもちろん、いろいろな野菜や果物の保存に使えて、食品ロスも減らせて重宝しますよ。

レモンの冷凍保存(皮も果汁も無駄なく)

レモンの冷凍保存のやり方

レモンは冷凍すると、皮も果汁も無駄なく使えて便利です。使い方に合わせた冷凍方法を紹介します🍋

  • まるごと・輪切りで冷凍
    まるごと冷凍すれば凍ったまますりおろせます。輪切りやくし形は、ドリンクや料理にそのまま使えます。
  • 果汁を製氷皿で冷凍
    搾った果汁を製氷皿で凍らせ、キューブにして保存袋へ。使う分だけ取り出せて、料理やドリンクに便利です。
  • 皮のすりおろしも冷凍
    皮をすりおろした「ゼスト」も冷凍できます。少しずつ使えて、料理や菓子の風味づけに重宝します。
  • -18℃以下・解凍後は再冷凍しない
    厚労省の食品衛生基準を目安に、家庭用冷凍庫(-18℃以下)で約1か月・解凍後の再冷凍はNG・加熱料理に使うときは中心温度75℃で1分以上しっかり加熱しましょう。
★栄養士のワンポイント:レモンの成分と特徴🥗
栄養士の目線でお伝えすると、レモンは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」で果実類に分類され、果汁100gあたり約24kcal・水分約90%・炭水化物約8.6g・ビタミンC約50mg・カリウム約100mg、皮を含む全果には食物繊維や香り成分(リモネンなど)も含まれます。消費者庁の特定原材料8品目・準ずる20品目には、レモンはどちらも含まれません。ビタミンCは熱に弱い性質があるので、加熱する料理では、火を止めてから加えると持ち味をいかせます。クエン酸のさわやかな酸味は、料理の味を引き締めてくれます。皮も果汁も上手に使って、レモンのさわやかさを楽しんでくださいね。
★現役料理人のコツ:輪切りを1枚ずつ離して冷凍する🍋
現役料理人として、レモンの冷凍のコツをお伝えします。輪切りを冷凍するときは、1枚ずつ離してバットに並べ、凍ってから保存袋にまとめるとくっつかず、使う分だけ取り出せて便利です。ドリンクにそのまま入れたり、焼き魚や唐揚げに添えたりと、凍ったまま使えます。まるごと冷凍したレモンは、少し置いてからおろし金ですりおろすと、皮ごと香りよく使えます。果汁を製氷皿でキューブにしておくと、あと少しレモンがほしいときにサッと使えて重宝します。冷凍を上手に使うと、レモンを無駄なく最後まで楽しめますよ。
冷凍用保存袋(ジップロック)
created by Rinker

※冷凍用の保存袋があると、レモンの輪切りや果汁キューブ、皮のすりおろしの冷凍に便利です。しっかり密閉できて霜がつきにくく、においも移りにくいタイプだと、香りのよいレモンの保存にぴったりですよ。

レモンの保存食(塩レモン・はちみつレモン)

レモンの保存食(塩レモン・はちみつレモン)

レモンは、漬けておくと日持ちし、調味料やドリンクにも使えて便利です。ただし、注意点があります🍋

  • 塩レモン
    輪切りやくし形を塩とともに漬け込むと、調味料になる塩レモンに。煮込みやドレッシング、焼き物に使えます。
  • はちみつレモン
    輪切りをはちみつに漬けると、ドリンクやヨーグルトに使えます。清潔な容器で冷蔵し、早めに使い切りましょう。
  • レモンピール
    皮を砂糖で煮て乾かすと、菓子に使えるレモンピールに。皮を無駄なく使える、保存のきくおやつです。
★栄養士のワンポイント:はちみつレモンは1歳未満に与えない🥗
栄養士として、大切な注意点をお伝えします。はちみつレモンは、1歳未満のお子さんには絶対に与えないでください。はちみつには、まれにボツリヌス菌の芽胞が含まれることがあり、1歳未満の赤ちゃんが口にすると、乳児ボツリヌス症を起こす恐れがあります(厚生労働省の食品衛生基準)。加熱しても菌の芽胞はなくならないため、はちみつを使ったものは、1歳になるまでは避けてください。これははちみつレモンに限らず、はちみつ入りの飲み物やお菓子すべてに共通する注意です。塩レモンや保存食も、煮沸消毒した清潔な容器を使い、5℃以下の冷蔵で保存し、取り分けは必ず清潔な箸で行い、早めに使い切るようにしてくださいね。

※塩レモンやはちみつレモン、カットレモンには、密閉できる清潔な保存容器があると便利です。煮沸消毒できるガラス製は、においや色移りが少なく、保存食づくりにぴったり。中身が見えるので、使い切りの管理もしやすいですよ。

レモンの保存期間の目安

レモンの保存期間の早見表

レモンの保存方法別の、日持ちの目安をまとめました。参考にしてくださいね🍋

保存方法保存期間の目安ポイント
常温涼しい時期で約1週間乾燥に弱い・暖かい時期は冷蔵
冷蔵(まるごと)約2〜4週間ラップやポリ袋で乾燥を防ぐ
冷蔵(カット)約2〜3日断面をラップして保存容器へ
冷凍(まるごと・輪切り・果汁)約1か月すりおろしや製氷皿の果汁で

※保存状態や季節によって変わります。カットしたものは早めに使い切るのが安心です。

レモンの鮮度の見分け方

レモンの新鮮なものと傷んだものの見分け方

買うときも保存中も役立つ、レモンの鮮度の見分け方をお伝えします🍋

新鮮なレモンの特徴

  • 皮にハリとつやがある
    皮がピンとして、つやのあるものが新鮮です。しわが寄っていないものを選びましょう。
  • 持つとずっしり重い
    手に持ってずっしり重いものは、果汁がたっぷりの証拠。軽いものは水分が抜けています。
  • 全体がかたく締まっている
    握って弾力があり、かたく締まったものが良品。ぶよぶよ柔らかいものは避けましょう。

傷んだレモンのサイン

  • しわしわ・ぶよぶよ
    皮がしわしわに乾いたり、押すとぶよぶよ柔らかいものは、鮮度が落ちています。早めに使いましょう。
  • 白や緑のカビが生える
    白や緑のカビが生えたものは、食べずに処分してください。一部でも中まで傷んでいることがあります。
  • 変色・異臭がある
    茶色く変色したり、発酵したようなにおいがしたら、傷んだサイン。無理せず処分しましょう。

高齢者・子供にレモンを使うときの工夫

高齢者・子供にレモンを使うときの工夫

レモンは酸味が強いので、高齢の方や小さなお子さんには、量や使い方にひと工夫が必要です🍋

★現役介護士のコツ:酸味は少量から・むせに注意
私は現役介護士でもあります。レモンは酸味が強く、むせて誤嚥のきっかけになりやすいので、高齢の方には少量を風味づけに使うのがおすすめです。強い酸味は、むせて誤嚥のきっかけになることがあるので、料理にほんの少し加えて香りを楽しむ程度にしましょう。日本摂食嚥下リハビリテーション学会「嚥下調整食学会分類2013」を目安に、医師・管理栄養士・言語聴覚士と連携して形態を選んでくださいね。焼き魚に添えたり、和え物にひとしぼりすると、薄味でも風味が引き立ち、食べやすくなります。作り置きは冷蔵24時間以内、再加熱時は中心温度75℃以上を目安にしてください。酸味が苦手な方には、無理に使わないようにしましょう。
小さなお子さんにも、レモンは酸味が強いので、ごく少量を風味づけに使う程度にします。1歳未満のお子さんには、酸味が刺激になりやすいので、離乳後期(生後9〜11か月)以降に、加熱した料理へごく少量を、と慎重にしてください。とくにはちみつレモンは、1歳未満のお子さんには絶対に与えないでくださいね(乳児ボツリヌス症を防ぐためです)。

レモンの保存に関するよくある質問

Q1.レモンを長持ちさせるコツは?

乾燥を防いで冷蔵することです。レモンは乾燥に弱いので、1個ずつラップかポリ袋に入れて野菜室へ。まるごとなら2〜4週間もちます。使い切れないなら、輪切りや果汁にして冷凍すると、長く使えて便利ですよ。

Q2.レモンは冷凍できる?

冷凍できます。まるごと、輪切り・くし形、搾った果汁を製氷皿で、皮のすりおろしと、いろいろな形で冷凍できます。約1か月もち、皮も果汁も無駄なく使えます。凍ったまますりおろしたり、ドリンクに入れたりできて便利ですよ。

Q3.レモンの皮は使える?

使えます。皮をすりおろした「ゼスト」は、料理や菓子の風味づけになります。ただし、皮ごと使うなら、防カビ剤やワックスの気になる輸入品より、国産の無農薬・ノーワックスのものが安心。輸入品を使うなら、塩でこすってよく洗ってくださいね。

Q4.はちみつレモンは赤ちゃんに使える?

1歳未満のお子さんには使えません。はちみつには、まれにボツリヌス菌の芽胞が含まれ、乳児ボツリヌス症を起こす恐れがあります。加熱してもなくならないため、1歳になるまでは、はちみつを使ったものは避けてください。1歳を過ぎれば与えられますよ。

レモン汁の使い方や、変色防止にレモンを使う果物の保存、嚥下しやすい汁物の記事も合わせてご覧くださいね 👇

まとめ。。。

今回の記事のポイントをまとめますね。

  • 基本は乾燥を防いで冷蔵
    まるごとはラップやポリ袋で2〜4週間。
  • カットは断面をラップ
    保存容器で2〜3日を目安に使い切ります。
  • 冷凍なら皮も果汁も無駄なく
    輪切り・果汁・皮ゼストで約1か月。
  • 塩レモン・はちみつレモンに
    清潔な容器・冷蔵で早めに使い切ります。
  • 皮を使うなら国産かよく洗って
    防カビ剤やワックスに注意します。
  • しわ・カビ・変色は傷んだサイン
    ずっしり重いものが新鮮です。
  • はちみつレモンは1歳未満に与えない
    乳児ボツリヌス症を防ぐためです。

レモンを使った料理の完成イメージ

皆さん、レモンの保存、イメージがわきましたか?乾燥を防いで冷蔵、使い切れないなら冷凍——これでレモンを皮も果汁も無駄なく使えますよ🍋 さわやかなレモンを、上手に保存して楽しんでくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フッくんでした!

保存方法
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