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巻き寿司の巻き方!太巻き・細巻きのコツと具材を寿司職人20年が解説

巻き寿司の巻き方 アイキャッチ
この記事は約7分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

巻き寿司って、お店のようにきれいに巻くのは難しそう……と思っていませんか? 🍣 ご飯がポロポロこぼれたり、いびつになったり、具が真ん中に来なかったり。でも大丈夫。コツさえつかめば、ご家庭でもきれいに巻けるんですよ。

正直に言うと、寿司職人として20年、毎日のように巻いてきましたが、巻き寿司は「酢飯の広げ方」と「締め方」で、仕上がりがまるで変わります。逆に言えば、そこを押さえれば、ぐっと上達します。

今回は、太巻き・細巻き・手巻きの巻き方、酢飯の広げ方やしっかり締めるコツ、きれいな切り方、定番の具材まで、寿司職人の視点で解説します。恵方巻きやお祝いの席にも役立つので、ぜひ最後までご覧くださいね🥢

  • 3つの巻き方がわかる
    太巻き・細巻き・手巻きを使い分け
  • 酢飯の広げ方と締め方
    仕上がりを左右する、プロのコツ
  • きれいな切り方
    断面が美しくなる、ひと工夫
  • 定番の具材も
    太巻きに合う、王道の具材たち

ぜひ最後までご覧くださいね🍣

巻き寿司の種類

巻き寿司の種類 盛り合わせ

巻き寿司には、大きく分けて3つの種類があります。まずは違いを知っておきましょう。

  • 太巻き
    海苔1枚を使い、数種類の具材を巻いた、華やかな巻き寿司。お祝いの席や恵方巻きでおなじみ。切ると、断面の彩りが美しい一品です
  • 細巻き
    海苔を半分に切って、1〜2種類の具材を巻いたもの。鉄火巻き(まぐろ)やかっぱ巻き(きゅうり)が定番。手軽で食べやすい巻き寿司です
  • 手巻き
    海苔に酢飯と具材をのせ、自分で巻いて食べるスタイル。パーティーや家族の食卓で、わいわい楽しめます

どれも、基本の「酢飯の広げ方」と「巻き方」は共通です。まずは太巻きで、しっかり覚えましょう🍣

巻き寿司に用意するもの

巻き寿司 用意するもの

巻き寿司づくりに必要な道具と材料です。

  • 巻きす
    巻き寿司に欠かせない道具。竹製のものが扱いやすいです。結び目のある側を上にして使うと、寿司に跡が残りません
  • 海苔と酢飯
    焼きのりと、しっかり味の決まった酢飯を用意します。酢飯の作り方は、シャリの記事でくわしく紹介しているので、あわせてご覧ください
  • お好みの具材
    かんぴょう・卵焼き・きゅうり・かにかま・桜でんぶなど。あらかじめ、棒状に切りそろえておくと、巻きやすくなります

寿司桶で酢飯を作ると、余分な水分が飛んで、つやよく仕上がります。米酢でしっかり味を決めた酢飯が、おいしい巻き寿司の土台です。

太巻きの巻き方

太巻きの巻き方4ステップ酢飯の広げ方&締めの極意

基本の太巻きの巻き方を、順番に見ていきましょう。

  • 海苔と酢飯を広げる
    巻きすに海苔(つるつるの面を下)を横長に置きます。酢飯は、上を2cm・下を5mmほどあけて、均一に広げます。手前と奥が薄くなりやすいので、気をつけて
  • 具材を並べる
    酢飯の中央より少し下に、具材を横一列に並べます。具材を手前に置きすぎないのがコツ。ばらけやすい具材は、奥側に置くとまとまります
  • 一気に巻く
    手前の海苔を巻きすごと持ち上げ、向こうの酢飯の端まで、一気に巻きます。指で具材を軽く押さえながら巻くと、ずれにくいです
  • しっかり締める
    巻き終わったら、巻きすの上から両手で握り、形を整えます。ここでしっかり締めると、切ったときに崩れません
★寿司職人のコツ
🍣 巻き寿司で、仕上がりを一番左右するのが酢飯を均一に広げることです。手前と奥が薄くなりがちなので、指先で厚さをそろえます。酢飯はのせすぎないこと。海苔がうっすら透けるくらいが、ちょうどよい目安です。そして巻いたあとに、ひと呼吸おいて締める——巻きすごと軽く握って、形を落ち着かせます。20年やってきて思うのは、巻き寿司は「力まかせ」ではなく「やさしく、でもしっかり」が、きれいに巻くコツですね。

太巻きをきれいに締めるなら、竹製の巻きすが一本あると安心です。

竹製 巻きす(細巻スダレ)
created by Rinker

細巻き・手巻きの巻き方

細巻き・手巻きの巻き方

太巻きが巻けたら、細巻きと手巻きも簡単です。

  • 細巻きは海苔を半分に
    海苔を半分に切って使います。酢飯を薄く広げ、奥を1cmほどあけて、具材を1〜2種類のせて巻きます。鉄火巻きやかっぱ巻きが定番です
  • 手巻きは末広に
    海苔に酢飯を斜めにのせ、具材を置いて、くるりと円すい形に巻きます。酢飯は40〜50gほどと、少なめが食べやすいです
  • 巻きすがなければラップで
    巻きすがないときは、ラップでも巻けます。海苔の下にラップを敷き、同じように巻いて、形を整えればOKです
★寿司職人のコツ
🥢 細巻きをきれいに巻くコツは、具材を真ん中に置くこと。海苔の中央に具材を置き、手前から巻いて、巻き終わりを下にして落ち着かせます。手巻きは、酢飯を欲ばらないのが大事。多すぎると、巻きにくく、食べづらくなります。海苔のパリッとした食感を楽しむなら、食べる直前に巻くのがおすすめですよ。

失敗しないコツときれいな切り方

失敗しないコツ&きれいな切り方

よくある失敗と、その防ぎ方、そして美しい切り方です。

  • ご飯がこぼれる→広げ方を見直す
    酢飯をのせすぎたり、端まで広げすぎると、こぼれます。上を2cmあけて、のせすぎないのが基本です
  • いびつになる→締めを丁寧に
    巻いたあとに、巻きすで形を整えてしっかり締めると、丸く美しく仕上がります。あわてず、ひと呼吸おいて
  • 切り口が崩れる→包丁を拭く
    切るときは、ぬれ布巾で包丁を1回ごとに拭きます。包丁を前後に動かしながら、押し切らずに引いて切ると、断面がきれいです
★栄養士のコツ
🍚 巻き寿司は、栄養バランスのよい一品にできます。海苔には、ミネラルや食物繊維が豊富。具材に卵・魚・野菜を組み合わせると、たんぱく質もビタミンも一度にとれます。たとえば、卵焼き・きゅうり・まぐろ・かんぴょうを巻けば、彩りも栄養もバランスよく。酢飯のお酢は、さっぱりとした風味で、食欲が落ちる時期にもうれしいですね。行事や来客のときも、栄養を意識して具材を選ぶと、見た目も体にもうれしい一品になります。

巻き寿司の定番の具材

巻き寿司の定番具材

太巻きに合う、王道の具材をご紹介します。

  • かんぴょう・しいたけ
    甘辛く煮た、巻き寿司の定番。コクと甘みが、酢飯とよく合います。作り置きしておくと便利です
  • 卵焼き(だし巻き)
    黄色が映える、人気の具材。棒状に切って巻きます。だし巻きの作り方は、別記事でくわしく紹介しています
  • きゅうり・かにかま・桜でんぶ
    緑・赤・ピンクで、断面が華やかに。手軽に彩りを足せる、うれしい具材たちです
  • まぐろ・サーモン
    細巻きや太巻きに。生食用(刺身用)の新鮮な魚を選びましょう。ごちそう感がぐっと増します

巻き寿司(太巻き)の作り方レシピ

完成した巻き寿司の美しい断面

基本の太巻きを、作りやすい分量でまとめました。


太巻き2本分
酢飯400g(1本200g)/焼きのり2枚/卵焼き(棒状)/かんぴょうの甘煮/きゅうり(細切り)/かにかま/桜でんぶ/お好みの具材

①巻きすに海苔をつるつるの面を下にして置き、酢飯200gを、上2cm・下5mmあけて均一に広げます。
②中央より少し下に、具材を横一列に並べます。
③手前の海苔を巻きすごと持ち上げ、一気に巻きます。
④巻きすで形を整え、しっかり締めて、ひと呼吸おきます。
⑤ぬれ布巾で包丁を拭きながら、2cm幅に切ります(1回切るごとに包丁を拭く)。
⑥もう1本も同様に巻いて、完成です。

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巻き寿司に関するよくある質問

巻き寿司について、よくいただく質問4つにお答えします。

Q1. ご飯がこぼれてしまいます。

A. 酢飯ののせすぎが原因です。
酢飯をのせすぎたり、海苔の端まで広げると、こぼれやすくなります。上を2cmあけて、海苔がうっすら透けるくらいの量を、均一に広げましょう🍚

Q2. 巻きすがなくても作れますか?

A. ラップで作れます
海苔の下にラップを敷き、同じように巻いて、ラップの上から形を整えればOK。巻きすがなくても、きれいな巻き寿司が作れますよ🍣

Q3. 具が真ん中に来ません。

A. 置く位置と締めがポイント
具材は、酢飯の中央より少し下に並べ、巻くときに指で軽く押さえます。巻き終わりにしっかり締めると、具が真ん中に決まりやすいです🥢

Q4. きれいに切るには?

A. ぬれ布巾で包丁を拭く
1回切るごとに、ぬれ布巾で包丁を拭きます。押し切らず、包丁を前後に引きながら切ると、断面がつぶれず美しく仕上がります🐟

まとめ。。。

今回は、巻き寿司の巻き方を、種類から失敗しないコツまでご紹介しました。

  • 3つの巻き方
    太巻き・細巻き・手巻きを使い分け
  • 酢飯は均一に・のせすぎない
    仕上がりを左右する、一番のコツ
  • しっかり締める
    ひと呼吸おいて、形を落ち着かせる
  • 包丁を拭いて切る
    断面が美しく仕上がる、ひと工夫

巻き寿司は、コツをつかめば、ご家庭でもお店のようにきれいに巻けます。大切なのは、酢飯を均一に広げて、のせすぎず、しっかり締めること。恵方巻きやお祝いの席、家族で囲む手巻き寿司まで、いろいろな場面で活躍します。ぜひ、ご家庭で巻きたてのおいしさを楽しんでくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。フッくんでした!