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じゃがいもの保存方法は?芽が出ない裏ワザ・常温と冷蔵の使い分けを料理人が解説

じゃがいもの保存方法 アイキャッチ
この記事は約8分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

常備野菜の王様じゃがいも。でも「気づいたら芽が出てる・緑色に…」と困ること、ありませんか? 🥔

こんなお悩み、ありませんか?

  • じゃがいもを長持ちさせたい
  • 芽が出ないようにする方法を知りたい
  • 常温と冷蔵どちらがいいか知りたい
  • 芽や緑色の部分は食べていいのか知りたい
  • 冷凍できるのか知りたい

この記事では、現役料理人として20年、じゃがいもを扱ってきた経験と栄養士としての知識を合わせて、じゃがいもの保存方法を解説しますね。結論から言うと、じゃがいもは常温(冷暗所)で約1〜2ヶ月(理想環境8〜10℃なら最大3ヶ月)と長持ちする野菜ですよ 🥔

じゃがいもの保存方法は?基本と日持ちの目安を料理人が解説

じゃがいも保存方法別 日持ち早見表

じゃがいもは保存がきく野菜ですが、光と高温が大敵です。まずは保存方法別の日持ちを押さえておきましょう 🥔

じゃがいもは光に当てると緑色になる

じゃがいもは日光や蛍光灯の光に当たると皮が緑色に変化します。この緑色の部分には天然の毒素が含まれるので、光を避けて暗い場所で保存するのが基本です。(毒素については後ほど詳しく解説しますね。)

じゃがいもの保存方法別 日持ち早見表

保存方法 日持ちの目安 ポイント
常温(冷暗所・冬) 約2〜3ヶ月 光を避け新聞紙で包む
常温(夏) 約2週間〜1ヶ月 涼しい場所・短めに
冷蔵(夏場のみ) 約2〜3週間〜1ヶ月 紙袋に入れ煮物向きに
冷凍(マッシュ) 約1ヶ月 生はNG・加熱してから

※保存環境により差があります。

★料理人のコツ:じゃがいもは「新聞紙で包んで冷暗所」が基本
じゃがいもは、新聞紙や紙袋で包んで風通しの良い冷暗所に置くのが基本です。新聞紙が光を遮り、湿気も適度に吸ってくれます。シンク下や床下収納、玄関など、涼しくて暗い場所が向いています。冷蔵庫に入れる必要はなく、冬場ならこの方法で2〜3ヶ月もちますよ。

じゃがいもの常温保存と芽が出ない裏ワザ

じゃがいも 常温保存・りんご裏ワザ

じゃがいもの保存の基本は常温。さらに芽が出にくくなる裏ワザもご紹介しますね 🥔

常温保存の手順

  • 1個ずつ新聞紙で包む
    光を遮り、余分な湿気を吸わせます。
  • 紙袋や段ボールに入れる
    通気性のある容器がおすすめです。
  • 風通しの良い冷暗所に置く
    直射日光と高温多湿を避けます。

芽が出ない裏ワザ:りんごと一緒に

じゃがいもの保存容器にりんごを1個一緒に入れると、芽が出にくくなります。りんごから出るエチレンガスが、じゃがいもの発芽を抑えてくれるんです。これは昔から伝わる、簡単で効果的な裏ワザですよ。

★料理人のコツ:りんご1個でじゃがいもの芽を抑える
私もよく使う方法が、じゃがいもの箱にりんごを1個入れておくこと。りんごのエチレンガスには発芽を抑える働きがあり、じゃがいもが長く保ちます。ただしエチレンは他の野菜を熟させすぎることもあるので、りんごはじゃがいも専用に。一緒に入れるだけの手軽さなのに効果は抜群、覚えておくと便利ですよ。

じゃがいもの冷蔵・冷凍保存の注意点

じゃがいも 冷蔵・冷凍保存の注意点

じゃがいもは基本的に常温保存ですが、夏場や使い切れない時は冷蔵・冷凍も活用できます。ただしいくつか注意点があります 🥔

冷蔵保存(夏場のみ)

  • 気温が高い夏場は紙袋に入れて野菜室へ
    1個ずつ新聞紙で包むとより安心です。
  • 冷蔵したじゃがいもは煮物・茹で物に
    低温で糖が増えるため、高温調理より煮物が向きます。

カットや下ゆで・マッシュにしたじゃがいもを冷蔵で作り置きするなら、パッキン付きの保存容器が便利ですよ 🥔


パッキン付きの保存容器は、カットや下ゆでしたじゃがいもの保存にぴったり。汁気の多いマッシュポテトもこぼれにくく、冷蔵庫で重ねられて省スペース。作り置きや残り野菜の保存にも幅広く使えますよ。

冷凍保存はマッシュにしてから

じゃがいもは生のまま冷凍するとスカスカ・ボソボソになってしまいます。冷凍するなら、茹でてつぶしてマッシュ状にしてから保存袋へ。コロッケやポテトサラダの素として、約1ヶ月使えますよ。

★栄養士のワンポイント:冷蔵したじゃがいもは「高温調理」を避ける
じゃがいもを冷蔵すると糖分が増えます。その状態で高温で揚げたり炒めたりすると、アクリルアミドという物質ができやすくなります。これを避けるには、冷蔵したじゃがいもは煮物や茹で物に使うのがおすすめ。普段は常温保存にして、夏場だけ冷蔵する、と使い分けると安心ですよ。

マッシュしたじゃがいもの冷凍には、密閉できる冷凍用保存袋が便利ですよ 🥔


冷凍用保存袋(ジップロック)
created by Rinker

冷凍用の保存袋は、空気をしっかり抜いて密閉できるので冷凍焼けを防げます。マッシュポテトや余った野菜の冷凍に幅広く使えて、食品ロス削減にも役立ちますよ。

じゃがいもの芽・緑色の部分に要注意

じゃがいも 芽と緑化の毒素・取り除き方

じゃがいもの保存でいちばん大切な安全のお話です。芽と緑色の部分には、しっかり対処してくださいね 🥔

芽と緑色の部分には天然毒素がある

じゃがいもの芽と、光に当たって緑色になった皮には、ソラニンやチャコニンという天然の毒素が含まれます。これらを多く食べると、吐き気・腹痛・めまい・★重症時は呼吸困難や神経症状(小児の重篤例・学校給食での集団中毒事例あり)★などの食中毒を起こすことがあります。正しく取り除けば安全に食べられますよ。

安全に食べるための取り除き方

  • 芽は根元からえぐり取る
    包丁の角やピーラーの突起で、芽の根元から5mm〜1cm程度深くえぐります。
  • 緑色の部分は厚めにむく(広範に緑化は廃棄)
    皮が緑のものは、緑の部分が完全になくなるまで厚くむきます。★緑化が広範囲・深い場合は内部にも毒素が浸透している可能性があり、廃棄推奨★。
  • 緑化がひどい・小さい未熟いもは避ける
    全体が緑のものや、家庭菜園の小さな未熟いもは食べないでください。
★栄養士のワンポイント:特にお子様は少量でも注意
ソラニン・チャコニンは、体の小さいお子様は少量でも中毒を起こしやすいので、特に気をつけてください。学校の家庭菜園で作った小さなじゃがいもによる食中毒も報告されています。芽と緑の部分をしっかり取り除き、それでも苦みやえぐみを感じたら食べるのをやめましょう。光に当てない保存が、毒素を増やさない一番の予防策ですよ。

じゃがいもの栄養を栄養士が解説

じゃがいもの栄養 栄養士解説

じゃがいもは「畑のりんご」とも呼ばれる、栄養豊富な野菜です 🥔

じゃがいもの栄養

  • ビタミンCが豊富
    でんぷんに守られ、加熱しても壊れにくいのが特徴です。ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持に関わる栄養素です。
  • カリウムが多い
    いも類の中でも豊富に含まれます。
  • 100gで約59kcal・ビタミンC約28mg・カリウム約410mg
    ごはんより低カロリーで腹持ちも良いです。
★栄養士のワンポイント:じゃがいものビタミンCは「加熱に強い」
ビタミンCは熱に弱いイメージですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに包まれているため加熱しても壊れにくいのが特徴です。だから、煮ても蒸しても効率よく摂れます。皮の近くに栄養が多いので、よく洗って皮ごと調理するのもおすすめ(芽と緑の部分は必ず取り除いてくださいね)。腹持ちが良いので、主食代わりにもなりますよ。

じゃがいも料理コラージュ

高齢者・子供にじゃがいもを使う時の工夫

高齢者・子供にじゃがいも マッシュ

私は現役の介護士でもあります。高齢者や小さなお子様にじゃがいもを使う時の工夫もお伝えしますね 🥔

★現役介護士のコツ:じゃがいもは「マッシュ」で食べやすい介護食に
じゃがいもはやわらかく煮てつぶせば、なめらかなマッシュになり、高齢の方も飲み込みやすくなります。牛乳やだしでのばせば、さらにやわらかく。マッシュにして冷凍しておけば、忙しい時の介護食にも便利です。ただしパサつくとむせやすいので、牛乳やマヨネーズ少量でしっとりさせるのがコツ。お子様の離乳食や野菜嫌い対策にも、じゃがいものマッシュは使いやすいですよ。★1歳未満のお子様も離乳食初期(5〜6ヶ月)から食べられる優秀食材ですが、芽・緑化は少量でも重篤になりやすいので必ず取り除いて加熱を★。

じゃがいもを光から守って保存したい方には、野菜の鮮度保持袋もおすすめですよ 🥔


野菜の鮮度保持袋は、余分な水分やガスを逃がして野菜を長持ちさせる優れもの。じゃがいもなどの根菜から葉物まで幅広く使えて、食品ロスを減らせます。毎日の野菜保存に一つあると重宝しますよ。

じゃがいもの保存に関するよくある質問

じゃがいもの保存についてよく聞かれる疑問にお答えしますね 🥔

Q1.じゃがいもは冷蔵庫に入れるべき?

基本は常温(冷暗所)で大丈夫です。冷蔵庫は不要で、冬場なら新聞紙で包んで冷暗所に置けば2〜3ヶ月もちます。気温が高い夏場だけ、紙袋に入れて野菜室で保存してくださいね。

Q2.じゃがいもの芽が出たけど食べられる?

芽を根元からしっかりえぐり取れば食べられます。芽には天然毒素が含まれるので、必ず深く取り除いてください。芽がたくさん出てシワシワになったものは、味も落ちているので無理せず処分しましょう。

Q3.皮が緑色のじゃがいもは食べられる?

緑色の部分を厚めにむけば食べられますが、全体が緑のものは食べないでください。緑の部分には天然毒素が含まれます。特にお子様は少量でも中毒を起こしやすいので、しっかり取り除いてくださいね。

Q4.じゃがいもは冷凍できる?

生のまま冷凍するとスカスカになるのでマッシュにしてから冷凍するのがおすすめです。茹でてつぶし、保存袋に入れて約1ヶ月。コロッケやポテトサラダの素として使えて便利ですよ。

野菜の保存や使い方の関連記事も合わせてご覧くださいね 👇

まとめ。。。

今回の記事のポイントをまとめますね。

  • じゃがいもは常温(冷暗所)で約2〜3ヶ月もつ
  • 光に当てると緑化するので新聞紙で包む
  • りんごを一緒に入れると芽が出にくい
  • 冷蔵は夏場のみ・煮物向きに使う
  • 冷凍はマッシュにしてから約1ヶ月
  • 芽と緑の部分は毒素・必ず取り除く(子供は特に注意)
  • ビタミンCが豊富で加熱に強い

皆さん、じゃがいもの保存方法、しっかり分かりましたか?光を避けて常温保存・りんごで芽予防——この2つを覚えておけば、じゃがいもを長く安全に使えますよ🥔 芽と緑の部分にだけ気をつけて、常備野菜の王様を活用してくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フッくんでした!

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