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はちみつ大さじ1は何グラム?カロリー・砂糖との比較・乳児の注意を栄養士が完全解説

はちみつ大さじ1 アイキャッチ
この記事は約12分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

とろりと甘いはちみつ。砂糖の代わりに使う方も多いですが、「大さじ1って何グラム?砂糖よりカロリーは低いの?」と気になること、ありませんか🍯

はちみつは粘り気が強くて計量しにくいうえに、砂糖とのカロリー比較も「重さ」「大さじ1」「甘さ」のどれで比べるかで答えが変わる、ちょっとややこしい食材なんです。

こんなお悩み、ありませんか?

  • はちみつ大さじ1・小さじ1のグラムを知りたい
    とろっとして量りにくいはちみつの重さを知りたい方へ。
  • 砂糖とのカロリー・糖質を比べたい
    砂糖から置き換えるとどうなるか知りたい方へ。
  • 砂糖をはちみつに置き換える量を知りたい
    レシピの砂糖をはちみつに替えたい方へ。
  • 赤ちゃんに与えていいか心配
    小さなお子さんがいるご家庭の方へ。

この記事では、料理人として20年、はちみつを料理にもお菓子にも使ってきた経験と栄養士の知識から、はちみつ大さじ1を解説しますね。結論から言うと、はちみつ大さじ1は約21g・69kcal、小さじ1は約7gが目安です。そして1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えてはいけません。この大切な注意点まで、計量のコツや砂糖との置き換え方も含めて、まるごとお伝えしますね。

はちみつ大さじ1は約21g・小さじ1は約7g

spoon

はちみつは、大さじ1=約21g、小さじ1=約7gです。水あめのように粘り気があって重たいので、同じ大さじ1でもサラサラの液体より重くなります🍯

計量 重さ カロリー 糖質
小さじ1 約7g 約23kcal 約5.7g
大さじ1 約21g 約69kcal 約17g
大さじ2 約42g 約138kcal 約34g

八訂の食品成分表(はちみつ)を基準にした目安です。はちみつは比重が約1.4と高いので、大さじ1(15ml)でも約21gとずっしり。水や酒(大さじ1=15g)より重く、油(大さじ1=12g)よりもさらに重いのが特徴です。計量カップやスプーンで量るときは、この重さの差を覚えておくと便利ですよ。特にお菓子作りでは、グラムで量ると失敗が少なくなります。

サクラ印 純粋アカシアはちみつ(国産・クセの少ないはちみつ)
created by Rinker

※国産・純粋はちみつは料理にもお菓子にも使えて常備に便利。クセの少ないアカシアなどが使いやすいですよ。

はちみつと砂糖のカロリー・糖質を比較

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「はちみつは砂糖よりヘルシー」とよく言われますが、比べ方で答えが変わります。3つの軸で正確に見てみましょう🍯

比べ方 はちみつ 砂糖(上白糖)
同じ重さ(100g) 329kcal 391kcal
大さじ1あたり 21g・69kcal 9g・35kcal
同じ甘さ 小さじ1(約23kcal) 大さじ1(約35kcal)
★栄養士のワンポイント:カギは「同じ甘さで比べる」こと
表のいちばん下が大事なポイントです🍯。はちみつは砂糖より甘みが強いので、砂糖大さじ1と同じ甘さを、はちみつなら小さじ1で出せます。このとき、はちみつ小さじ1は約23kcal、砂糖大さじ1は約35kcal。つまり同じ甘さにするなら、はちみつのほうが使う量が少なく済み、カロリーを抑えられます。ただし、大さじ1同士で比べると、はちみつは重いぶんカロリーも高くなるので要注意。「はちみつだからたっぷり」ではなく、甘さを見ながら量を調整するのがおすすめですよ。

はちみつをコーヒーやヨーグルトに使うときも、まずは小さじ1から。甘みが強いので、少量でも満足できますよ。

ちなみに、はちみつの甘みが強いのは、主成分が果糖とブドウ糖という吸収されやすい糖でできているからです。砂糖(ショ糖)が体の中で分解されてから吸収されるのに対し、はちみつの糖はそのまま使われやすいぶん、甘さもストレートに感じられます。だから少ない量でしっかり甘い、というわけですね。栄養成分としては、はちみつにはごく少量のビタミンやミネラルも含まれますが、量はわずかなので、あくまで「甘味料」として、砂糖と同じように量を意識して使うのが基本ですよ。

⚠1歳未満の赤ちゃんにはちみつは絶対にNG

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これは必ず知っておいてほしい、いちばん大切な注意点です。料理の計量とは別に、はちみつには重大な決まりがあります🍯

★栄養士からの重要なお願い:1歳を過ぎるまで与えない
1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを絶対に与えないでください。はちみつには「ボツリヌス菌の芽胞(がほう)」が含まれていることがあり、腸内環境がまだ未熟な1歳未満の赤ちゃんが口にすると、腸の中で菌が増えて毒素を作り、「乳児ボツリヌス症」を起こすことがあります。便秘や元気がなくなる、母乳・ミルクを飲む力が弱くなるなどの症状が出て、重症化したり、まれに命に関わることもあります。さらに怖いのは、この芽胞は熱に強く、家庭加熱(100℃程度)では死なない(120℃以上の高圧滅菌が必要)こと。だから、はちみつ入りのお菓子やパン、加熱した料理もすべてNGです。厚生労働省も「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」と注意を呼びかけています。離乳食づくりでは、原材料にはちみつが入っていないか必ず確認してくださいね。

1歳を過ぎれば問題なく食べられます。小さなお子さんがいるご家庭では、この点だけはしっかり覚えておいてください。市販のお菓子やパン、ベビーフードでも、原材料表示に「はちみつ」とあれば1歳未満は避けてくださいね。

粘り気の強いはちみつを上手に量るコツ

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はちみつはスプーンにくっついて垂れにくいのが計量の悩みどころ。スパッと量るコツをお伝えしますね🍯

  • スプーンを先に水でぬらす
    計量スプーンを軽く水でぬらすと、はちみつが滑ってきれいに落ちます。
  • 油を薄く塗るのも効果的
    サラダ油を少しスプーンに塗っておくと、つるんと外れます。
  • いちばん正確なのはキッチンスケール
    大さじ1=21gと覚えて、はかりで量れば誤差なし。お菓子作りに安心です。
  • 温めるとサラサラで量りやすい
    固いときは容器ごと湯せんすると、流れがよくなります。

※はちみつは粘度が高く大さじだと量りにくいので、1g単位のスケールで21gを量ると確実ですよ。

★料理人のコツ:容器から直接なら「ひと回し」で覚える
お店でドレッシングやタレを作るときは🍯、いちいち量らず容器から鍋やボウルへ直接「ひと回し」で入れることも多いです。とはいえ目分量は入れすぎのもと。慣れるまでは、はかりの上にボウルを置いて、容器から垂らしながら21g(大さじ1)を目で覚えるのがおすすめです。粘度が高いぶん、出しはじめと止めぎわがダラッと続くので、止めたい量の少し手前で容器を立てると、ちょうどよく止まりますよ。スプーンで量るなら、すりきりにせず、こんもり山盛りで大さじ1が目安です。ちなみに、はちみつ専用のディスペンサー(押すと先から出てくる容器)を使うと、垂れずに必要な分だけ出せてとても便利です。毎日使う方なら一つあると、計量も後片付けもぐっとラクになりますよ。
SALUS ハニーディスペンサー ガラス製(垂れずに量れるはちみつ容器)
created by Rinker

※押すだけで必要量が出るディスペンサー容器は、垂れずに量れて後片付けもラク。毎日使う方におすすめです。

はちみつが活きる、私の店のれんこんと胡瓜のはちみつ黒酢

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はちみつ小さじ1(7g)が主役の、さっぱり副菜を紹介しますね。私のお店「マジックキッチン」で出していた、れんこんと胡瓜のはちみつ黒酢です🍯

その前に、はちみつが料理で活きる場面を少しだけ。はちみつは、照り焼きのツヤ出し、酢の物やマリネの角を取る、ドレッシングのコク出し、煮物のまろやかな甘みと、砂糖とはひと味違う仕事をしてくれます。とくに酢やレモンと合わせると、酸味がやわらいで一気に食べやすくなるんです。今回の黒酢和えは、その「酸味をまろやかにする」力がいちばん活きる一品ですよ。

黒酢のとがった酸味を、はちみつのまろやかな甘みがやさしくまとめてくれます。はちみつ小さじ1が、ちょうどいい仕事をするんですよ。お店のレシピを公開しますね。


~材料(2人分)~

・れんこん…50g(小1/3節)
・きゅうり…1/2本
・乾燥わかめ…ひとつまみ
・黒酢…大さじ1
・はちみつ…小さじ1(7g)
・だし…大さじ2
・薄口しょうゆ…少々

~作り方~

①れんこんは薄いいちょう切りにして酢水にさらし、サッとゆでて冷ます
②きゅうりは薄切りにして塩少々でもみ、水気をしぼる。わかめは水で戻す
③ボウルに黒酢・はちみつ・だし・薄口しょうゆを混ぜて合わせ酢を作る
④れんこん・きゅうり・わかめを③で和えて、味をなじませれば完成

ポイントは③ではちみつをしっかり溶かすこと。冷たいだしだと溶けにくいので、はちみつと黒酢を先に混ぜてから、だしを加えるとなめらかになります。れんこんのシャキシャキ感と、はちみつ黒酢のまろやかな酸味が後を引く、箸休めにぴったりの一品ですよ。

砂糖をはちみつに置き換える換算

レシピの砂糖をはちみつに替えるときは、甘さと水分の2つを意識すると失敗しません。目安をまとめました。

砂糖の量 はちみつの目安 メモ
大さじ1(9g) 小さじ1〜1.5(約7〜10g) はちみつは甘みが強いので少なめでOK(甘さ約1.3倍)
大さじ3(27g) 大さじ1強(約20〜25g) 同じ甘さなら量を減らせる
100g 約70〜80g 水分が増えるので液体を少し減らす

はちみつは水分を含むので、お菓子作りで砂糖をはちみつに替えると、生地がしっとりして焼き色も濃くつきます。その分、レシピの牛乳や水を少し減らすと、ちょうどよく仕上がりますよ。煮物やドレッシングなら、そのまま置き換えても問題なく使えます。

もう少し具体的に言うと、焼き菓子(クッキー・パウンドケーキ)は焼き色が早くつくので、焼き温度を10〜20℃下げるか、焼き時間を短めにすると焦げを防げます。スポンジケーキのようにふくらみが大事なお菓子は、はちみつだとややふくらみにくくなるので、半量だけ置き換えるのがおすすめ。逆に、煮物・照り焼き・ドレッシング・ヨーグルトなどは、はちみつの風味がそのままプラスに働くので、気軽に置き換えてOKです。料理によって「置き換えやすいもの」と「ひと工夫いるもの」がある、と覚えておくと失敗しませんよ。

はちみつの保存と固まったときの戻し方

はちみつは常温保存OKの便利な甘味料ですが、固まる(結晶化する)ことがあります。正しい保存と戻し方をお伝えしますね🍯

★料理人のコツ:固まっても湯せんで元どおり
はちみつが白く固まっても🍯、傷んだわけではありません。気温が下がると自然に結晶化するもので、品質に問題はないんです。戻すときは、フタを少しゆるめて40〜50℃くらいの湯せん(60℃超は風味・酵素・色合いが損なわれるので注意)にかけ、ときどき混ぜるとサラサラに戻ります。電子レンジは一部だけ熱くなって風味が飛びやすいので、ゆっくり湯せんがおすすめです。保存は直射日光を避けた常温でOK。冷蔵庫に入れるとかえって結晶化しやすいので、常温が基本です。水分が入ると傷みのもとになるので、ぬれたスプーンを入れないのも長持ちのコツですよ。

高齢の方のエネルギー補給にも

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はちみつは、高齢の方の食事でも少量でエネルギーを足せる甘味料として役立ちます。介護の現場での使い方をお伝えしますね。

  • ヨーグルトや飲み物にひとさじ
    食が細い方も、自然な甘みで食べやすくなります。
  • パンやおかゆにのばして
    口当たりがなめらかになり、エネルギーも補えます。
  • とろみで飲み込みやすさを助ける
    粘度があるので、サラサラの飲み物より飲み込みやすいことも。
★現役介護士のコツ:少量で甘みとエネルギーを
私は栄養士で、現役の介護士でもあります。食が細くなった高齢の方には、少量で甘みとエネルギーを足せるはちみつが助けになります。ヨーグルトや温かい飲み物にひとさじ加えると、自然な甘さで食が進みやすくなります。砂糖より少量で甘みがつくのも使いやすいところです。なお、1歳未満の乳児ボツリヌスは赤ちゃん特有のもので、高齢の方には当てはまりませんので安心してください。ただし、飲み込む力が弱い方は、はちみつの粘り気がのどに残ることもあるので、様子を見ながら少量ずつ。糖尿病などで糖分制限がある場合は、主治医や栄養士さんに相談してくださいね。

はちみつ大さじ1に関するよくある質問

はちみつの計量についてよく聞かれる疑問にお答えしますね。

Q1.はちみつ大さじ1は何グラム?

約21gです。粘り気があって重いので、サラサラの液体より重くなります。小さじ1なら約7gが目安です。

Q2.はちみつ大さじ1のカロリーは?

約69kcalです。糖質は約17g。小さじ1なら約23kcal・糖質約5.7gになります。

Q3.はちみつと砂糖はどっちがヘルシー?

比べ方によります。同じ重さならはちみつ(329kcal)のほうが砂糖(391kcal)より低カロリー。さらにはちみつは甘みが強いので、同じ甘さなら少量で済み、カロリーを抑えやすいですよ。

Q4.砂糖大さじ1をはちみつに替えるには?

はちみつ小さじ1〜1.5(約7〜10g)が目安です。はちみつは甘みが強い(砂糖の約1.3倍)ので、砂糖より少なめでOK。お菓子なら水分が増えるぶん、液体を少し減らしてくださいね。

Q5.赤ちゃんにはちみつはいつから?

1歳を過ぎてからです。1歳未満は乳児ボツリヌス症のリスクがあり、加熱しても安全になりません。お菓子やパンなど、はちみつ入りの食品もすべて避けてください。

Q6.固まったはちみつは食べられる?

はい、食べられます。気温で結晶化しただけで、品質に問題はありません。40〜50℃の湯せんで、ゆっくり溶かすと元どおりになりますよ。

Q7.はちみつは冷蔵庫に入れるべき?

常温保存が基本です。冷蔵庫に入れるとかえって固まりやすくなります。直射日光を避けて常温に置き、ぬれたスプーンを入れないようにしてくださいね。

Q8.はちみつの種類で味は違う?

はい、変わります。アカシア・れんげ・百花蜜など、花の種類によって甘さ・香り・色が違います。クセが少なく使いやすいのはアカシア。料理にはクセの少ないもの、トーストなど風味を楽しみたいときは個性的なものを選ぶと楽しめますよ。

Q9.はちみつとメープルシロップの違いは?

はちみつはミツバチが集めた花の蜜、メープルシロップはカエデの樹液を煮詰めたものです。カロリーはメープルシロップ(大さじ1で約54kcal)のほうがやや低めですが、はちみつのほうが甘みが強いので少量で済みます。風味も違うので、好みや料理で使い分けてくださいね。

計量の基本や、よく一緒に使う材料の記事も合わせてご覧くださいね。

まとめ。。。

今回の記事のポイントをまとめますね。

  • はちみつ大さじ1は約21g
  • 小さじ1は約7g
  • 大さじ1のカロリーは約69kcal・糖質約17g
  • 同じ甘さなら砂糖より少量で済む
  • 1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えない
  • 量るときはスプーンをぬらすと垂れやすい
  • 固まっても湯せんで元どおり・保存は常温

皆さん、はちみつ大さじ1の量、スッキリしましたか?大さじ1=21g・69kcal、小さじ1=7gを覚えておけば、砂糖からの置き換えも上手にできますよ。そして1歳未満の赤ちゃんへのNoだけは、どうか忘れないでくださいね。お店のはちみつ黒酢も、ぜひおうちで試してみてください。はちみつの甘みを上手に取り入れて、毎日の食卓をもっと豊かにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フッくんでした!

料理・計量
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