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白だし大さじ1は何グラム?めんつゆとの違い・塩分・代用を料理人が完全解説

白だし大さじ1 アイキャッチ
この記事は約12分で読めます。

料理研究家、料理大好きフッくんです。

茶碗蒸しやだし巻き卵で活躍する白だし。色が薄くて上品ですが、「大さじ1って何グラム?めんつゆと何が違うの?塩分は少ない?」と気になること、ありませんか🍲

白だしは「色が薄い=あっさり=塩分も少なそう」と思われがちですが、じつはそこに大きな落とし穴があるんです。寿司職人として20年使ってきた立場から、正しく解説しますね。

こんなお悩み、ありませんか?

  • 白だし大さじ1・小さじ1のグラムを知りたい
    液体の白だしの正確な重さを知りたい方へ。
  • めんつゆとの違いを知りたい
    どう使い分ければいいか迷う方へ。
  • 塩分やカロリーが気になる
    色が薄いけど塩分はどうなのか知りたい方へ。
  • 薄め方や代用を知りたい
    料理ごとの希釈や、切らした時の代用を知りたい方へ。

この記事では、寿司職人として20年、椀物やだし巻き卵に白だしを使ってきた経験と栄養士の知識から、白だし大さじ1を解説しますね。結論から言うと、白だし大さじ1は約15g・7kcal、小さじ1は約5g。そして色は薄くても、塩分はめんつゆと大きく変わりません。この大事なポイントから、めんつゆとの使い分け、料理ごとの薄め方、寿司職人のだし巻き卵まで、まるごとお伝えしますね。白だしを正しく使えるようになると、いつものお吸い物や卵料理が、ぐっと料亭の味に近づきますよ。

白だし大さじ1は約15g・小さじ1は約5g

spoon

白だし(市販)は、大さじ1=約15g、小さじ1=約5gです。水と同じくらいの重さの液体調味料ですよ🍲

計量 重さ カロリー 食塩相当量
小さじ1 約5g 約3kcal 約0.8g
大さじ1 約15g 約10kcal 約2.5g
大さじ2 約30g 約20kcal 約5.0g

市販の白だしの栄養成分を基準にした目安です。カロリーは大さじ1で約10kcalと低めですが、食塩相当量は大さじ1で約2.5gとしっかり入っています。なお白だしは商品によって濃さに幅があり、塩分は大さじ1あたり約1.7〜3.0gと差があります。お使いの商品のパッケージ表示を確認すると、より正確ですよ。ちなみに白だしは「ml(容量)」と「g(重さ)」がほぼ同じ(比重が水に近い)なので、大さじ1=15ml=約15gと、容量でも重さでも同じ数字で覚えられて便利です。レシピで「白だし大さじ1」とあれば、計量スプーンですりきり1杯と考えればOKですよ。

※白だしは液体なので計量スプーンですりきり1杯=大さじ1(約15g)。薄める水も同じスプーンで量れて便利ですよ。

白だしとめんつゆの違い

compare

白だしとめんつゆは、似ているようで「色」と「用途」がはっきり違います。寿司職人の視点でお伝えしますね🍲

そもそも白だしは、かつおや昆布のだしに、薄口しょうゆや白しょうゆ・みりん・塩を合わせた濃縮タイプの調味料です。「だし」と名前についていますが、塩分や旨みがぎゅっと詰まっているので、そのまま飲むものではなく、必ず水で薄めて使います。一方のめんつゆは、濃口しょうゆ・みりん・砂糖・だしを合わせたもので、こちらも濃縮タイプが主流。どちらも「だし+しょうゆ+甘み」という骨格は同じですが、使うしょうゆの種類で、仕上がりがまったく変わってくるんですよ。

いちばんの違いは色です。白だしは薄口しょうゆや白しょうゆで作るので色が淡く、めんつゆは濃口しょうゆベースで色が濃い。だから、茶碗蒸しやお吸い物のように「素材の色や、だしの澄んだ感じを生かしたい料理」には白だし、そばつゆや煮物のように「しっかり色と甘みをつけたい料理」にはめんつゆ、と使い分けます。

項目 白だし めんつゆ
ベースの醤油 薄口・白しょうゆ 濃口しょうゆ
淡い(透き通る) 濃い(茶色)
甘み 控えめ しっかり甘い
向く料理 茶碗蒸し・お吸い物・だし巻き卵 そば・うどん・丼つゆ・煮物
ヤマキ 割烹白だし 1L(だし巻き卵・茶碗蒸し・お吸い物に)
created by Rinker

※一本で椀物・茶碗蒸し・だし巻き卵まで決まる白だしは和食の心強い味方。薄めるだけで料亭の味に近づきます。

★寿司職人のコツ:色をつけずに味を決めるのが白だし
お店で椀物やだし巻き卵を作るとき🍲、「色をつけたくないけれど、だしの味はしっかり効かせたい」という場面で白だしが活躍します。たとえば澄まし汁は、濃口しょうゆを使うと茶色く濁ってしまいますが、白だしなら透き通った美しい仕上がりに。だし巻き卵も、白だしを使うと卵本来の黄色がきれいに出ます。料亭の上品な味は、この「色をつけずに味を決める」技術の積み重ねなんですよ。家庭でも、白だしが一本あると、いつものお吸い物や卵料理がぐっと料亭らしくなります。逆に、色や甘みでガツンと味を決めたい料理は、めんつゆの方が向いています。

白だしの塩分・カロリーは?「色の薄さ=減塩」ではない

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ここがいちばん注意してほしいポイントです。白だしは色が薄いので塩分も少なそうに見えますが、実は違うんです🍲

調味料 大さじ1 食塩相当量
白だし 約15g 約2.5g 淡い
めんつゆ(3倍濃縮) 約18g 約2.7g 濃い
薄口しょうゆ 約18g 約2.4〜2.6g 淡い
濃口しょうゆ 約18g 約2.6g 濃い
★栄養士のワンポイント:見た目の薄さに油断しない
表のとおり、白だしの塩分(大さじ1で約2.5g)は、めんつゆ3倍濃縮(約2.7g)とほとんど変わりません🍲。「色が薄い=塩分が少ない」と思って多めに使うと、知らないうちに塩分をとりすぎてしまいます。じつは薄口しょうゆも、色は淡いのに塩分は濃口より多いんです。色の濃さと塩分は、別物だと覚えておいてください。白だし大さじ1の約2.5gは、1日の食塩目標量(成人男性7.5g・女性6.5g未満/厚生労働省)の約3〜4割。だしの旨みがしっかりあるので、表示どおりに薄めて使えば、塩や醤油を足さなくても十分おいしく仕上がりますよ。たとえばお吸い物なら、白だし大さじ1+水120〜150ml(1:8〜10)で1杯分。1杯あたりの塩分は約2.5gと意識して、減塩タイプを選んだり量を控えたりするとよりコントロールできます。

白だしは便利な調味料ですが、「薄い色」に油断せず、薄める量を守るのが上手な使い方です。だしの旨みを生かせば、むしろ減塩の味方になりますよ。

白だし大さじ1で作る、私の店のだし巻き卵

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白だし大さじ1が主役の、寿司職人の定番だし巻き卵を紹介しますね。私のお店「マジックキッチン」でも人気の一品でした🍲

白だしを使うと、卵本来の黄色がきれいに出て、だしの効いた上品な味に仕上がります。卵3個に白だし大さじ1、これが黄金比ですよ。お店のレシピを公開しますね。


~材料(2人分・卵焼き器1本分)~

・卵…3個
・白だし…大さじ1(15g)
・水…大さじ2(30ml)
・サラダ油…適量
・大根おろし…お好みで

~作り方~

①卵を溶きほぐし、白だしと水を加えて混ぜる(こし器でこすとなめらかに)
②卵焼き器を中火で熱し、油をなじませて卵液の1/3を流し入れる
③半熟のうちに奥から手前にくるくる巻く
④空いた所に油を塗り、残りの卵液を足して同様に巻く×2回
⑤巻きすやペーパーで形を整え、食べやすく切る。お好みで大根おろしを添えて完成

ポイントは③で半熟のうちに巻くこと。完全に固める前に巻くと、層がきれいにつながります。火が強いと焦げて色がつくので、中火〜弱めの中火でじっくりが寿司職人のコツ。白だしの塩分があるので、味付けはこれだけで決まります。冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりですよ。

もう少し本格的に仕上げたいなら、卵液をこし器でこすと舌ざわりがなめらかになります。甘めが好きな方は砂糖をひとつまみ、ふんわり仕上げたいなら水の代わりに少量のだしを使うのもおすすめ。寿司屋の卵焼きは、もっと甘くて厚いものが多いですが、白だしで作るだし巻きは、だしの香りが主役の上品な味わいです。巻くのが難しければ、小さめのフライパンで2回に分けて巻くだけでも十分きれいにできますよ。失敗しても、味は変わらずおいしいので、気軽に作ってみてくださいね。

白だしの薄め方と活きる料理

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白だしは水で薄めるだけでいろんな料理に使えます。用途別の希釈の目安をまとめました🍲

料理 白だし:水の目安
お吸い物・すまし汁 1:8〜10
茶碗蒸し(卵液) 1:7〜8
煮物・うどんつゆ 1:4〜5
おひたし・和え物 1:3〜4
だし巻き卵 卵3個に大さじ1+水大さじ2

商品によって濃さが違うので、これはあくまで目安です。最初はパッケージの表示どおりに薄め、味見をしながら調整してください。白だしが活きる料理は、ほかにも炊き込みご飯、おでん、鍋つゆ、浅漬け、野菜の白だし漬けなど。「色をつけずに、だしの味を効かせたい」料理なら、たいてい白だしが使えますよ。少量でも味が決まるので、味付けに迷ったときの心強い味方です。

とくに白だしが得意なのが茶碗蒸しです。卵液は「卵1:だし汁3」が基本の比率。白だしを水で薄めてだし汁を作り、溶き卵と合わせてこし、弱火でじっくり蒸せば、なめらかな茶碗蒸しになります。「す」が入る(穴があく)のを防ぐコツは、蒸し器のフタを少しずらして、強火で蒸しすぎないこと。白だしなら色がつかないので、卵の淡い黄色が美しく仕上がります。お吸い物も、白だしを薄めて温め、三つ葉やかまぼこを浮かべるだけで、料亭のような一杯になりますよ。

白だしがない時の代用法

白だしを切らした時は、手持ちの調味料で代用できます。目安をまとめました。

代用品 作り方の目安 メモ
めんつゆ 同量〜やや少なめ 色は濃くなるが手軽・甘みが出る
薄口しょうゆ+だし 薄口小さじ1+だし+みりん少々 色を抑えたいときに近い
ほんだし+薄口しょうゆ 顆粒だし+薄口+塩少々 家にある材料で作れる
★寿司職人のコツ:代用するなら「色」を意識して
白だしの代わりにめんつゆを使うと🍲、味は決まりますが色が濃くつくので、茶碗蒸しやお吸い物だと仕上がりが茶色っぽくなります。色を生かしたい料理なら、薄口しょうゆ+だし+みりん少々で作るのがおすすめ。薄口しょうゆは色が淡いので、白だしに近い透明感が出せます。ただし薄口は塩分が高めなので、入れすぎに注意してくださいね。だしは、かつお節と昆布で取ったものでも、顆粒だしを薄めたものでもOK。自分で合わせると、塩分も自分で調整できるのが利点ですよ。急ぎのときは、ほんだしなどの顆粒だしを少量の水で濃いめに溶き、薄口しょうゆとみりんをほんの少し加えるだけでも、白だしの代わりになります。割合は「顆粒だし小さじ1/2+薄口しょうゆ小さじ1+みりん小さじ1+水大さじ2」くらいが目安。味見をしながら、お好みに寄せてくださいね。
ヤマキ 割烹白だし お塩ひかえめ 500ml(減塩タイプの白だし)
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※塩分が気になる方は減塩タイプ(お塩ひかえめ)の白だしを選ぶと、だしの旨みはそのままに塩分を抑えやすいですよ。

高齢の方の減塩とだしの旨み

senior

白だしは、高齢の方の食事でもだしの旨みで減塩を助けてくれます。介護の現場での工夫をお伝えしますね。

  • だしを効かせて薄味でも満足に
    旨みがしっかりあると、塩分控えめでも物足りなさを感じにくくなります。
  • 表示より少し薄めから試す
    白だしは塩分があるので、規定より少し薄めて、味を見ながら調整します。
  • 茶碗蒸しは食べやすい一品
    やわらかくて飲み込みやすく、卵でたんぱく質も摂れます。
★現役介護士のコツ:茶碗蒸しは「食べやすさ」の優等生
私は栄養士で、現役の介護士でもあります。白だしで作る茶碗蒸しは、なめらかで飲み込みやすく、卵でたんぱく質も摂れるので、高齢の方の食事にとても向いています。具を細かくやわらかく仕上げれば、噛む力が弱い方も食べやすくなります。ただ、白だしには塩分があるので、減塩したい場合は表示より少し薄めにして、だしの旨みで満足感を出すのがコツです。色が薄いと塩分も少ないと勘違いしやすいので、使う量には気をつけてください。だしの旨みを生かせば、塩分を抑えても「おいしい」と感じてもらえるので、食が細くなった方の食欲を支える助けにもなります。持病で塩分制限がある場合は、主治医や栄養士さんに相談しながら調整してくださいね。

白だし大さじ1に関するよくある質問

白だしの計量についてよく聞かれる疑問にお答えしますね。

Q1.白だし大さじ1は何グラム?

約15gです。水とほぼ同じ重さの液体調味料です。小さじ1なら約5gが目安になります。

Q2.白だし大さじ1の塩分は?

約1.6gです(商品により1.0〜2.0g)。色は薄くても、めんつゆ(約1.8g)とほぼ同じ塩分が入っているので、使いすぎに注意してくださいね。

Q3.白だしとめんつゆはどう違う?

色と用途が違います。白だしは薄口で色が淡く、茶碗蒸しやお吸い物など色を生かす料理に。めんつゆは濃口で色が濃く甘めなので、そばや丼つゆ、煮物に向きます。迷ったら「料理に色を残したいかどうか」で選ぶと分かりやすいですよ。塩分はどちらも大さじ1で約1.6〜1.8gと近いので、量は同じように気をつけてくださいね。

Q4.白だしのカロリーは?

大さじ1で約7kcalです。カロリーは低めの調味料ですが、塩分はしっかりあるので、量はカロリーより塩分を意識するとよいですよ。

Q5.白だしがない時は何で代用する?

めんつゆが手軽です(色は濃くなります)。色を生かしたいなら薄口しょうゆ+だし+みりん少々で近い味になりますよ。

Q6.茶碗蒸しの白だしと水の割合は?

白だし1:水12〜14くらいが目安です。卵液は「卵1:だし汁3」が基本なので、卵の量に合わせてだし汁を作ってくださいね。商品により濃さが違うので、表示も確認を。

Q7.白だしは開封後どれくらい持つ?

開封後は冷蔵庫で1か月ほどが目安です。だしが入っているので、常温放置は避け、冷蔵保存してなるべく早めに使い切ってくださいね。

Q8.白だしは何からできている?

主にかつお・昆布などのだし、薄口しょうゆや白しょうゆ、みりん、塩から作られています。商品によって、いりこ(煮干し)や干し椎茸のだしを加えたものもあり、風味が少しずつ違いますよ。

Q9.白だしと白しょうゆの違いは?

白しょうゆは調味料(しょうゆの一種)、白だしはそれにだしや塩を合わせた合わせ調味料です。白しょうゆは色が極めて薄い小麦主体のしょうゆで、白だしのベースに使われることもあります。料理にそのまま使いやすいのは、だしが効いた白だしの方ですよ。

計量の基本や、ほかのだし・調味料の記事も合わせてご覧くださいね。

まとめ。。。

今回の記事のポイントをまとめますね。

  • 白だし大さじ1は約15g
  • 小さじ1は約5g
  • 大さじ1のカロリーは約7kcal・食塩約1.6g
  • 色は薄くても塩分はめんつゆとほぼ同じ
  • 白だしは色を生かす料理・めんつゆは色と甘みの料理
  • 薄め方は商品の表示を確認
  • 代用はめんつゆor薄口しょうゆ+だし

皆さん、白だし大さじ1の量、スッキリしましたか?大さじ1=15g・約7kcal・食塩約1.6gを覚えておけば、塩分も上手に調整できますよ。「色の薄さ=減塩ではない」ことだけ覚えておけば、白だしは料理を格上げしてくれる頼れる一本です。お店のだし巻き卵も、ぜひおうちで試してみてくださいね。白だし一本で、毎日の和食がぐっと上品で、ごちそうらしい味わいになりますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フッくんでした!

料理・計量
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